
多治見西高校は、先々週の岐阜県高校新人戦で、唯一優勝校の岐阜女子商業高校から準々決勝で1セット奪ったチームです。近年力をつけてきたが、くじ運に恵まれずことごとくシードチームの壁に上位進出を阻まれ続け、やや不運な目にあっているチームですが、しかし、今年は「力で戦えるチ^ムに変身!」し、その変身ぶりが県下の強豪チームから注目されるようになりました。今回は、約1月半ぶりのクリニックでしたが、前回にやった練習方法をしっかりと継続してくれたお陰でチームとしての動き、動作がやや安定しつつあります。さらには、基礎基本、そして体力的に伸びてきているので戦術的な技術向上も吸収が早くなったのが今回のクリニックの特徴です。それと特筆すべき点は、「控え選手の上達」でした。明らかに前回よりも上達していたのです。ともするとレギュラー中心の練習に陥りやすい上位を狙う高校バレーの風潮にあって、これは嬉しい限りの姿です。ひたむきさと素直さが、スポーツのすがすがしさをかもしだす源ですので素晴しいことでした。来年の春高までにもう1回クリニックして(1月21~23予定)できうれば「岐阜女子商との決勝戦」を実現させたいと願っています