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2010年 05月 31日 ( 2 )

山形

【第627回】 in遊佐Ⅱ(山形県)
2010年5月29(土)~30(日)・・・遊佐町体育館・・・・200名
★受講者累計 124、220名 
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【一年前に比べて逞しくなった中学生】
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バレー塾には、全国大会に出るような強いチームも、初心者みたいなチームも参加します。残念で可哀想なことですが、往々にして「お山の大将」になりがちなチームも見受けます。バレーボールが強ければ自分が偉くなったような振る舞いは見苦しいですね。腰を低くして挨拶できる指導者のチームは大丈夫ですけどね。

山形_c0000970_17575340.gifこれは【カメステップ】・・・モデルは小学生。カメレシーブでしっかりフォームをつくり、送り足ツーステップのあと「バナナエッジング」で粘り腰保持移動。レシーブフォームのまま目線を上下しないで移動する。強打レシーブとサーブレシーブの基礎工事に最適。基本練習として毎日の日課にされたし!

【大切なものを学ぶ】
「一年ほど前、『1,000円と200円どちらが大きいか?』とお母さんが尋ねました。僕が200円と答えたら、『アホか、1,000円が大きいに決っているやろ!』とお母さんが言いました。それでお母さんは1,000円で服を買いました。僕は200円で本を買いました。でも今はお母さんの服は着れませんが、僕はまだ本を読んでいます。僕はやっぱり200円の方が大きいと思いました」・・・・小学生の作文です。
 技術は歳をとれば下手になります。悪い体の使い方をしていると故障でバレーができなくなります。先ほどの話では1,000円です。しかし、故障しない体の使い方を知ればいくら歳をとってもバレーは続けられます。そして、良い考え方は歳をとればとるほど磨かれていきます。正しい体の使い方やよい考えをできるように教えてあげれば、子供の将来にプラスになるのです。だからこのバレー塾では「正しい体の使い方」や「よい考え方」を沢山教えます・・・・そんな話をしました。
【心ある中学1年生の男子】
上の写真の右上に写っているのは酒田三中の男子バレー部員。1年生部員だけ13人で父兄に引率されて参加していました。2年生、3年生は練習試合に行ってるとか。
 講習が始まる前の朝の時間。各チームの動きをみているとチーム模様が一望できます。現在のチーム状況が大体分かります。そんな中で、小粒な男の子たちの動きがひと際目につきました。みんなでいろんな動きに取組んでいます。それも自分たちだけです。ダッシュもジャンプも・・・・いろいろな動きですが、みんな楽しく、かつ真剣です。まとまっているのです。おちゃらけではありません。かと言って体育会ではありません。朝の開講式一番で「久し振りに“心のある中学生”を見ました。ここにいる男子の一年生たちです」と挨拶していました。「おそらく君たちの指導者が立派だと思います。いい指導者に出会えてよかったね」と言いました。この中学生たちは3名を除き、全員初心者です。でも、大したものです。かなり上達していました。何よりも、この仲間の存在が将来にいい影響を与えることは間違いありません。気持ちのいい彼達です。「こんど会うとき、どんなに成長しているかを楽しみにしているよ」と言って別れました。
【地元の小学生】
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【ママさん手作りの料理】
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さすがは一家の主婦主催のバレー塾。都会では考えられない旬の食材を使ったご馳走がいっぱい!<酒は入ってないのにこの雰囲気です>

【感激のお弁当】
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・・・昨年も帰りにお弁当をいただきました。家に帰ってあけてびっくり・・・今までの人生で、こんな美味しい真心のこもった弁当に出会ったことがない、と言うくらいでした。そして今回も頂きました。遊佐クラブのエースのお母さんの作品です。エースの彼女は金沢から遊佐にお嫁に来ていて、現在妊娠中でバレーはお休み中です。今回も、昨夜、家に帰ってビックリ。その美味しさは格別です。そしてお箸も素晴しい。稲穂がそっと添えてありました。そしてお品書きも・・・・・
・黒ガレイの醤油漬け焼
・若鳥の照焼き
・山形菜の煮びたし厚揚げ入り
・卵焼き(生ノリ佃煮入り)
・漬物(キュウリ、キャベツ、ラディッシュ)
・ワラビ
・細竹天ぷら
・おにぎり(遊佐産・ひとめぼれ米)
・塩は石川県輪島産
・梅干(自家製)
・レタス、ラディッシュも自家製・無農薬です。
ご馳走様でした!
by kusanokenji | 2010-05-31 13:14 | ■講習会リポート
今や全国規模からみたら一大勢力のママさんバレー。
全国津々浦々、「コンビニがなくてもママさんバレーはある」と言わしめるほどの勢い。
仕事の疲れ、家事の疲れを発散すべく身近なレクレーションとしての地位は揺るがない。
疲れのリフレッシュだけではなく、心のリフレッシュにも一役買っているのも魅力の一つ。
話せる仲間がいる・・・・これだけでもどれほど心強いか・・・。
スポーツコミュニティとしての存在は殺伐とした現代社会にあって精神安定剤の役割もある。
しかし、指導者不足による練習のマンネリ化、故障者の増大、部員不足、高齢化、生活との両立、閉鎖的な考えなどいくつかの問題点も抱えてはいるもののパワーはまだまだ健在。

そんな中、ママさんバレーチームの新たな取り組みを見た。
新しい価値創造というのであろうか、地域の小中学生の面倒をみるという姿であった。

チームは、山形県北部、鳥海山の麓にある遊佐町のママさんバレーチーム。
その名も“遊佐(ゆざ)クラブ”。「ゆさ」では「なく「ゆざ」と読む。
歴史は古く、10年ほど前には全国大会にも出場した名門チーム。
5月29日、30日と「遊佐クラブ」主催の2回目の自然体バレー塾を開催。
そこに集まったのは庄内地区(遊佐、酒田など)から約200名の小中学生たち。
本来なら我がチームの強化練習をしたいところであるが、この両日はもっぱら世話役に没頭。
小中学生の中には初心者も多く、動きの基本さえわからない選手が多い。
そんな選手を手取り、足取り、懇切丁寧に、まるで優しいお母さんになって指導されていた。
まるで10年先、20年先のママさん選手育成講習会みたいである。
ともすれば、我がチームだけの損得勘定を考える狭い了見に陥りやすい状況にあって
地域の主婦が、地域の小中学生の掘り起こし活動に携わっている姿は新鮮かつ斬新でもある。勿論、指導内容は「故障しない動き方、体の使い方」が主流であることはいうまでもない。
地域に住んでいる主婦が、地域で育っている小中学生を指導する・・・・
これこそ「地域密着型ママさんバレーチーム」であり、地域教育力の復活であり、
教育再生力と地域活性化の起爆剤ではなかろうかと思った次第である。
 ・スポーツは社会に溶け込むこと。
 ・社会性に明るい人材を育てること。

この二つがとても大事である。
聞くところによるとこの”遊佐クラブ”は、週に1回は小学生チームと合同練習もしているとか。
どうりで、子供たちの指導ぶりが慣れている筈だとガッテン!
さらにはチームの選手が、中学校の外部コーチをしたりしてその信頼度もかなりのもの。
今回の講習会でも、その保護者もギャラリーで最初から最後まで参加されており、まだまだ
規模は小さいものの、保護者まで巻き込む姿には未来への希望を感じさせる。
第1399話・・・地域密着型ママさんバレーチーム_c0000970_9181461.gif
<中学生を指導する“遊佐クラブ”のママさんたち・・・・5月30日・遊佐町体育館で・・・・>
by kusanokenji | 2010-05-31 09:13 | ■連載“日々努力”