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by kusanokenji

2009年 12月 31日 ( 1 )

実業団や高校上位のチームには、今晩は恒例の“越年合宿”。
いつもとは「違う一日」の体験合宿だ。
家族ではなく、チーム全員で正月を迎え、お雑煮を食べ、初詣へと向う。
そこには神聖な魂の響を感じれたものである。
あ~、バレーボールってええな!・・・・そう思えた。

しかし、昨今の事情は違うのか?
昨年は実家に帰るついでに高校生10チームが集まる越年合宿に参加した。
しかし怒声・罵声・バシバシの音の中、がっかりしてすぐに退散した苦い思いがある。
だから今年はいかない。

1992年、松下の監督就任2年目の正月。
待望の体育館と合宿所を建設してもらい“越年合宿”をやった。
単独チームでの越年合宿だ。
みんなワクワクしていた。
ボールを一人1個持って、コートのエンドラインに構えカウントダウンをした。
そして、新年と同時にサーブを打って「おめでとう!」の挨拶をした。
そこから土居神社に全員で初詣した。
そのまま、妻が準備して待ってくれている合宿所に戻った。
大広間にはお飾りがしてあって、お屠蘇をいただいた。
選手一人一人からお神酒をついでもらったのでちょっといい気持ちになった。
みんなでお雑煮を食べて、抱負を語り、初夢の床についた。
元旦は朝から全員で「書初め」をやった。
選手のおじいさんが書道の先生で、わざわざ合宿所にきてもらい、指導してもらった。
そんな時代が懐かしい。
選手皆が家族になれた気持ちが心地よかった。

その前に、30日には合宿所で餅つきをやった。
選手の保護者がきてくれた。
正式な餅つき。杵でつく餅つき。ペッタン、ペッタン!
初めて体験する選手も何人かいた。
みんないそいそと働いた。
選手のエプロン姿が新妻に見えて初々しかった。
まさしく、花嫁修行である。即、家庭生活に直結する体験の場がそこにあった。
バレーボール=(イコール)生き方を学ぶ場がそこにあった。
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by kusanokenji | 2009-12-31 10:04 | ■連載“日々努力”