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2008年 07月 28日 ( 1 )

チームというのは最初から強いわけではない。
どんな監督でも”弱い時代”の経験はあるものだ。
その”弱いとき”に何をしたかがその後の指導者としての器を左右する。
負けて腹を立てて足早に外に出て、その後を選手が追いかける。
けしてあってはならない姿である。そういう指導者に未来はない。

負けた後、全員で観覧席から何回悔し涙を流しながら試合をみたことか。
「いつかは私らがあのコートに立ってやる!」そういう決意の場である。
そして試合が終わったら観覧席のゴミ拾いである。
最終日に負けた時は、最後はコートの後片づけを手伝う。
こういうことの積み重ねが大きな力になるのである。
用事があるとか、時間がないとかの言い訳をつくってすぐ
試合会場から去って帰る様では話にならない。
勝っても負けても試合会場を一番後に出る!くらいの覚悟が必要だ。

敗戦の惨めさと向かい合わせることが、負けた後のミーティングとか
監督の長ったらしい説教よりはるかに有効であることを知ったほうがいい。

「いつかは私らがあのコートに立つ!」
この気持ちがその後の頑張りの原動力になるのであって
負けて悔しがって泣いている選手にいくら説教したり、敗因を並べても
くその役にも立たないと思ったほうがいい。

惨めさと向かい合って、心に刻んだ決意はその後の人生にもきっと役に立つ。
そのことを知った指導者はいづれ強いチームを創ると信じて疑わない。
by kusanokenji | 2008-07-28 12:02 | ■連載“日々努力”