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2006年 11月 08日 ( 1 )

会社が大きくなって従業員の数も増えると、問題を起こす人間も多くなってくる。借金して逃げたり、ケンカして警察に捕まったり、騙したり騙されたりする人間が出てくる。しまいには、社会に背を向けないといけないような事をしたりする従業員が出てくるようになる。そんなことで孝之助さんはいつも頭を悩ませていたそうだよ。
職場でイザコザが起きて会社を辞めていく者や、悩んで仕事休む者、いろんなことが毎日毎日おきてくるようになる。もう、どうしたものかと悩まれる訳や。人数が少ないと自分の目が行き届くので対処の仕方もあるけど、人数が増えるとそれも難しくなる。でも、問題は次から次に起きてくる。さあ、どうしたものか…。

毎晩、布団の中で眠れないくらい考えていた幸之助さんはふと思われたそうや。
「そうや、天皇陛下はもっと悩んでおられるんや。日本国民が悪い事をしてもただじっとひたすら耐えて、祈っておられる。日本国民みんなの幸せを願われて、ただひたすら祈っておられるやないか。自分もこれくらいのことで悩んではいけない。ひたすら耐えて、従業員の幸せを祈ろう」、と心に決められたそうだ。自分の悩みなんか天皇陛下に比べたら比べようもないくらいちっぽけな悩みやないか、と思われたんやな。このへんが幸之助さんの凄いところや。職場でもバレー部でも上になればなる程、考える事も多くて悩みも深いものなんだけど、その時「自分だけがなんでここまで悩まないといけないんだ!」と思わないようにしなくちゃいけないね。バレー部の子もいろいろ問題起こして職場に迷惑かてているけど、僕の頭をさげるくらいちっぽけなことや。
by kusanokenji | 2006-11-08 21:19 | ■連載“日々努力”