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2005年 04月 27日 ( 2 )

最近の指導方法を紹介します。ずばり「失敗させて覚えさせる」です。発想の源は古武術の甲野先生の本に書いてあった「繰り返し練習は本当に効果があるの?」でした。そこの部分にひっかり、いろいろ試してみました。原点は、誰もが体験している「自転車乗り」です。「ああでもない、こうでもないと自分で体の使い方を探りながら、ついに”乗れた!”」という体験です。

今度の5月3日の橋本体育館では「レシーブの動きづくり」をテーマーに一日かけてやります。これまで「動ける体の作り方」を重点的にやってきましたので、次の段階である「動きづくり」へと進みます。それができると技術は簡単に乗っかります。

ああしなさい、こうしなさい、それはダメ、これもダメ・・・・とにかく教えすぎ、干渉しすぎ、結果を求めすぎ、ミスを怒りすぎ・・・・・こういう指導法から脱却してみませんか!指導者が変わらないと子どもは変わりませんよ!
by kusanokenji | 2005-04-27 20:43 | ■連載“日々努力”
「今の学校は教育の教の部分しかしとらん、育の部分がない」と以前僕が言った、と掲示板に書いてありましたのでそのことについて書きます。「半学半教(はんがくはんきょう)」の教えに「人が育つ」土壌があります。半学半教というのは、下の者に教え、上の者から学ぶ・・・そういうことを繰り返していきなさい、という教えです。「上の者から学ぶ」とは、地位・肩書きだけではありません。自然界もあれば、歴史上からもあります。目上とか年齢とかでもなく、例え赤ちゃんからでも学べる、ということです。あまりにも子供じみた教師を生徒が諭す、ことだってあってもいいのです。結局、長いスパンで捉えれれば「教えてもらったことに感謝の心が芽生える」のが教育の成果ではないでしょうか。

今の教育界は教師と生徒の関係が「教え・教えられ」の関係でなく、「押さえ・押さえつけられ」の関係が多く見えます。特にバレーボールの部活ではひどいですね。でも、その裏の部分を覗けば教師は生徒を押さえつけるけれども、自分は管理職から押さえつけられ、管理職もまた教育委員会から押さえつけられ、教育委員会は文部科学省から、文部科学省は国会から・・・そういう負の連鎖みたいな関係があるのでは・・・と思ってしまいます。そういう背景は企業の中にもあります。今回のJR事故も「人を育てる風土」が企業にあればひょっとしたら防げたのではないかと思ってしまいます。「成果主義」も一歩間違えば悲劇の温床になりかねません。
by kusanokenji | 2005-04-27 10:36 | ■連載“日々努力”