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2005年 04月 26日 ( 3 )

昭和40年代の話です。松下幸之助は全国の事業所から集まった何百人の人事課長研修の席上で、「そこの課長に質問します。お客さんに、松下電器は何を作っている会社ですか?と質問されたら、あなたはどう答えますか?」・・・すると指名された課長は自信満々な大きな声で、「ハイ!、お客さんに、何を作っている会社か、と質問されたら、わが社は家庭電化製品を作っています、と答えます!」と言いました。すると、壇上の幸之助の顔が変わり、烈火のごとく怒り出しました。「バカモンー!、電化製品をつくっていますとは何事じゃー! どうして“私どもの松下電器は人をつくっている会社です。併せて電化製品も作っています”と答えられんのだー! そもそも教育の責任者である人事課長がそんな有様でどうするんだー!・・・」とそこから延々と厳しい説教が始まったのでした。

私が、「電池バレーは人間的成長を目的とします。併せて日本一を目標とします!」と基本理念を掲げたのは上の話をヒントにつくりあげたものです。
by kusanokenji | 2005-04-26 10:04 | ■連載“日々努力”

バレー教室<青森>

第341回 <in青森>  (120名参加・・・受講者累計 45,360名)

4月24日:弘前二中、南中、五中(男)、平賀西中、黒石中、二戸スポーツ少年団
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<意識を外においての練習>
 今までフライイングレシーブなんてとんでもない・・・・・と、思っていたのが、全員いとも簡単に出来ちゃった~! 岩手県から参加の二戸(にのへ)スポーツ少年団のチビッ子も目をキラキラさせて、みんなから”可愛いー!”と言われていました。できない原因は最初から成功したい!と思う気持ちが強すぎるからです。失敗から始めるのです。ボールがツーバウンド目に床に着地するのと同じタイミングで、ボールから1m離れた位置に滑って手を置いて下さい・・・・次は距離を20㎝にします。次は1㎝です・・・・と段々近づけて、最後は手の上にボールを落すようにします。そうすると失敗への恐怖心が飛んでいってしまいます。つまり「意識を外に置く」ということです。目的を達成するために手段を考えろ!ということです。常識に縛られない柔軟な発想が大事です。常識なんて本当に嘘が多いのです。写真は姫座りレシーブ、尻滑り、フライイング、ローリング、潜り込みなど、様々な体の使い方を駆使しながらのレシーブ練習です。目的は「レシーブの動きづくり」です。動ける体をつくり、動きをつくれば、技術は乗っかる・・・という発想です。最初から技術を求めても土台がなければ家は建ちません。

第340回 <in青森>  (100名参加・・・受講者累計 45,240名)
4月22、23、25日:平賀西中学校、黒石中学校
スパイクフォームを比べてください。スイング前のテイクバックです。どちらが正しいでしょうか?左は小学生バレー出身者、右は初心者ですが自然体バレーの指導を受けて1年。左は垂直振り下ろし型なので、当然腰痛、肩痛もちです。右は体幹をつかっていますのでどこも故障はなし。スムーズな動き、楽な動き、効率のいい動き、そして自然な動きです。比べると一目瞭然です。
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by kusanokenji | 2005-04-26 09:38 | ■講習会リポート
私は松下幸之助に憧れて松下電器に入社しました。その代表的な言葉が「物をつくる前に人をつくる」でした。選手に「バレー人であるまえに一社会人であれ!」をやかましく言い続けたのもその影響です。勝つチームより人が育つチームづくりを目指してきました。人が育てばチームは強くなり、そして継続するからです。会社も人が育てば繁栄するはずです。「物を作る前に人をつくる」とは、製品の品質管理の責任者は「人」だからです。ネジ1本を、テレビ組み立ての時に製品のなかに落としてそのままにしておくような社員をつくるな!ということです。そのネジ1本が大事故を招き、消費者に迷惑かけてはならない!、たかがネジ1本!と見逃してしまうような社員であってはならない、と力説された訳です。今、世の中では企業の不祥事が多発しています。先日、石油フャンヒータの製品不良で人が犠牲になった、とかニュースを聞いて悲しくなりました。会社が儲かることが最優先で、「人の教育」がおろそかになってはいないか・・・・・! そう思うことが多い毎日です。「人の教育」をおろそかにする企業も、バレーチームもいづれは崩落、衰退の道を歩むことになるこを歴史は教えています。
by kusanokenji | 2005-04-26 00:06 | ■連載“日々努力”