人気ブログランキング |

2005年 04月 05日 ( 4 )

明治時代の日本には脚気(かっけ)という病気が多くありました。ビタミンB1の不足が原因の病気で知覚障害や運動障害などの症状を引き起こします。そこで膝蓋腱(しつがいけん)反射と呼ばれる反射のテストがありました。膝蓋腱反射は膝の下をハンマーでたたくと大腿四頭筋の腱にひっぱられて筋が伸張し、筋紡錘の興奮によって足が跳ね上がる動きです。この動きが俗に言われる「反射」です。脚気になるとこの反射が強まったり、逆に消失したりします。
よく「あの選手は反射神経がいい」というのは、意志とは無関係に勝手に自動的に動くことを指しているのです。このとき働く感覚から運動までの神経回路は、感覚細胞と運動細胞とその接続点であるシナプスという非常に単純な回路が脊髄の中に組み込まれています。したがって、いろいろなパターン運動についてその回路をつないでいくと動作がスムーズに行えるというわけです。

神経の発達が著しいジュニア期に、感覚器と筋肉を動かす運動ニューロンをつなぐエクササイズやトレーニングを反復練習させると、運動神経の素晴しい選手が誕生するというわけです。
by kusanokenji | 2005-04-05 21:59 | ■連載“日々努力”
随意運動とは、手を上げるなど自分の思いどおりに体を動かす働きのことです。
反射とは、熱いものに手や足が触れると瞬間的に手足を熱い物から遠ざけるような動きです。その違いは、手足の筋肉への命令が脳を通っているかいないかの差です。この違いを理解して指導する指導者が日本にはどのくらいいるのでしょうか?反射で起きたミスは脳神経まで届きません。感覚器と脊髄の回路で解決しないといけない問題です。例えば、力を抜け!とか、腕を振るな!とか言われても、頭でわかていてもどうしようもないのです・・・。しかし、殆んどの指導者は随意で起きたミスなのか反射で起きたミスなのかを判断できないのでただ怒りまくることしかできないのです。単なる指導者の知識不足だけの話なのです。これを解決するには、ミスの起きるシチュエーションを再現しながらの反復練習です。

昨日の和歌山での講習会はこのことをやりました。反射によるミスの誘発場面を再現しながら、「反復練習」で神経回路をつなぐドリルです。見た目は単純な練習の繰り返しですが本当は「センス」や「身のこなし」をつくるかなり高度な内容でした。そこに気がついてくれたのはティンカーベルズの岸田先生だけでした。さすがです。
by kusanokenji | 2005-04-05 15:41 | ■連載“日々努力”

小学、中学女子

第335回 <in和歌山>   (160名参加・・・累計44,500)
4月3日(日曜):中学校2、小学校7チーム <橋本市立・橋本小学校体育館>
小学、中学女子_c0000970_13123997.jpg
小学1年生から中学生までが同じフロアーで同じメニューを、しかも皆が真剣に・・・そんな練習方法をいろいろ紹介しました。今回はレシーブ中心!
by kusanokenji | 2005-04-05 13:16 | ■講習会リポート
第334回 <in和歌山>   (260名参加・・・累計44,340)
4月2日:午前:座学(指導者対象:60名)、午後:実技(指導者+生徒200名)
           <和歌山県立・橋本体育館>
コンディショニング講習会_c0000970_14304435.jpg
コンディショニング講習会_c0000970_1437470.jpg
「あーきもちいい!」「体が軽ーい!」「スッごーい!」とあちらこちらで声が聞こえます。中京大学や天理大学、空手の御所高校、バドミントン関係者など競技種目の垣根を越え、また愛知県、兵庫県の但島や猪名川、奈良や京都からも参加していただいたコンデイショニング講習会でした。PNF手技は全部で35種目!専門のトレーナーがいなくても、自分たちでコンディショニング技術をマスターする事が目的。スポーツ意識改革のひとつです。先生方もひとつ一つの意味や目的、やり方などを聞きながら皆さん汗ダクダクで必死に取組んでいました。最後は全員で総合的に復習!これまではバレー講習会の合間にコンディショニングの指導はありましたが今回みたいに丸一日かけてのセミナーは初めて。バレーボールの技術やトレーニングだけでなく今後はこうしたセミナーも増やして欲しいという意見も聞かれました。そして夜の懇親会はコンディショニングもバッチシで「30名の春の宴席」になりました。
by kusanokenji | 2005-04-05 13:03 | ■講習会リポート