第66話(3月7日)・・・これでいいの?小学生バレー(2)!
2005年 03月 06日
但島での講習会を終え、さっき掲示板をみました。岸田先生、中山さん、外崎先生の貴重なご意見を拝見しました。このコーナーもしばらく「これでいいの?小学生バレー」シリーズで行ってみたいと思います。理由は、泣き寝入りしている選手、心痛める保義者(逆もありますが)があまりにも多いからです。ということで、今日のテーマーは「声」!
今日の講習会は子どもさんが220名ほどでした。で、先ずは「仲間」の意識づけが目的でお互いの自己紹介。自分のチーム以外の選手10名との「自己紹介ゲーム」です。そして、10名ほどのフリーなグループを何組もつくりゼスチャーのみで誕生日順に整列作業をさせました。ところがあっという間に見事な整列です。「一言も喋らないのにどうしてこんなにお互いに意志の疎通ができるんだろうね?」「ということは、言葉が邪魔しているのかな?」「言葉がないほうがこんなにお互いの心が通じるとは凄いね」・・・そんな話を投げかけながら「言葉の大切さ」を勉強しました。今の子どもたちは「大声で怒られないと動けない」「笛の声でしか動けない」そんな姿が見受けられますが、自然体バレー塾ではけして大きな声も、笛もありません。どんなに人数が多くても、集合時間は15秒以内です。「狂ったような大声で指導を受けた子ども」、「鬼が狂った形相で指導を受けた子ども」はその後どんな成長を見せてくれるのでしょうか? そういえば私が若い頃、ある人に「静かな言葉」の重みを教えていただいたことがありました。
*追伸*掲示板に書いてくださっている「鳥スポの中山」さんは「編集工房・炬火(たいまつ)舎」という編集制作会社の代表者で、現在週1回発行の「鳥スポ」の編集長をされていらっしゃいます。前回(322回)の講習会も紙面に大きく取り上げていただきました。