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第959話・・・中学生の試合⑥

中学生の試合を見て感じたこと⑥

「声」・・・・でごまかしていないかなと、そういうことを感じた。
大きな声で、元気に活気ある練習すれば、それでOK!
決まればいい、走ればいい、元気であればいい・・・・
そんな風潮はないか、とても気になった。
大事なものが抜けている。
それは、安定したプレーにつながる基本の技術と動きが稚拙であること。
結果は「慌てたプレー」が多いということ。
とにかくプレーや全体の動きに落着きがない。焦っている。慌てている。
なぜ?と考えてみたら答えが「声」にあると思った。

確かに声は大事だ。不安をかき消す声、筋出力を130%出す声、活気を産む声。
しかし、残念なことに脳の思考力が低下するデメリットもあるのだ。
新しいことを習得しようと脳がフル活動している時に大きな声は禁物だ。
受験勉強しているとき、横で母親に「ファイト!ファイト!」とやられたらたまらない。
肉体が疲れると脳の思考力は低下する。
マラソンが終った直後に難しい方程式は解けないだろう。

早い動きは雑なプレーにつながり、落ち着いた動きは正確なプレーにつながる。
しかし場面によっては早い動きが必要な時もある。
理解しなければいけないことは「早い動きだけでは成立しない」ということだ。
遅い動き、ゆったりした動きがあっての早い動きが生きるということだ。

硬くて直線的な動きは故障につながり、
柔軟でしなやかな動きは故障から守ってくれる。
しかし柔軟だけでは動けない。動くためには適度な硬さも力もいる。
力をいれい場面で力を入れることのできために「脱力」も必要だ。
そういうことを学ぶのは低年齢ほどよいと考える。
なぜなら神経や脳の発育発達が活発だからである。
成長期にある中学生だからこそ緻密な指導が必要だと痛感した。
by kusanokenji | 2008-10-20 22:06 | ■連載“日々努力”