第928話・・・ハチドリのひとしずく
2008年 08月 25日
いい話ですね。
これこそ「一隅を照らす指導者育成」を目指している
自然体研究会のモットーにしたいと思います。
【南アメリカの先住民に伝わるハチドリの物語】
あるとき森が燃えていました
森の生きものたちは われ先にと逃げていきました
でもクリキンディという名のハチドリだけは いったりきたり
口ばしで水のしずくを一滴ずつ運んでは 火の上に落としていきます
動物たちがそれを見て
「そんなことをしていったい何になるんだ」 といって笑います
クリキンディはこう答えました。
「私は私にできることをしているの」
出典:『私にできること?地球の冷やし方』(ゆっくり堂)、
『ハチドリのひとしずく』(辻信一監修、光文社)