第926話・・・基本に目覚めよ!
2008年 08月 19日
レシーブの基(もと)の本を読まれた方が
「僕は理科の教師なのにどうして作用・反作用の法則がレシーブに
役立つことに気つかなかったのかとシュックを受けました」と言われた。
それで、「自然科学とか理科(物理)は運動の基本がいっぱい詰っていると考えて
いるのが自然体バレーです」と答えた。
基本とはパスとかレシーブを丁寧に練習することではない。
このことに気がつかれるだけでも今後の糧になると思うのだが・・・。
バレーボールの技術を支える基本は物理や自然科学や解剖学の中に
いっぱい、いっぱい詰っているよ!とそのことを知るだけでも
従来の運動に対する考えや見方が随分変わるものである。
今、スパイクの基(もと)に取組んでいる。
スパイクの基礎を支えるのが慣性モーメント、慣性の法則。
勿論その前には連動とか連鎖は必須項目だ。
先ほどの「自分は理科の教師なのになぜ気がつかなかったのか・・・」と嘆くことのできる
指導者はきっと成長できると思った。
なぜなら、運動の基礎・基本を、実は身につけていたからである。
ただ基礎・基本をどのように展開して実践技術に融合させていくかの
「展開力」と「応用力」が不足しているだけのこと。
この「基礎・基本」の部分が指導者としての幹の部分と考えたらどうだろうか。
テクニックを真似するのは猿真似でしかない。それ以上の成長はのぞめないということ。
根っこと幹がしっかりしていればいづれ枝葉は伸び花も咲く、実もなる。
こういうことを理解できるのが「指導者の教養」ではなかろうかと思うのである。
「僕は理科の教師なのにどうして作用・反作用の法則がレシーブに
役立つことに気つかなかったのかとシュックを受けました」と言われた。
それで、「自然科学とか理科(物理)は運動の基本がいっぱい詰っていると考えて
いるのが自然体バレーです」と答えた。
基本とはパスとかレシーブを丁寧に練習することではない。
このことに気がつかれるだけでも今後の糧になると思うのだが・・・。
バレーボールの技術を支える基本は物理や自然科学や解剖学の中に
いっぱい、いっぱい詰っているよ!とそのことを知るだけでも
従来の運動に対する考えや見方が随分変わるものである。
今、スパイクの基(もと)に取組んでいる。
スパイクの基礎を支えるのが慣性モーメント、慣性の法則。
勿論その前には連動とか連鎖は必須項目だ。
先ほどの「自分は理科の教師なのになぜ気がつかなかったのか・・・」と嘆くことのできる
指導者はきっと成長できると思った。
なぜなら、運動の基礎・基本を、実は身につけていたからである。
ただ基礎・基本をどのように展開して実践技術に融合させていくかの
「展開力」と「応用力」が不足しているだけのこと。
この「基礎・基本」の部分が指導者としての幹の部分と考えたらどうだろうか。
テクニックを真似するのは猿真似でしかない。それ以上の成長はのぞめないということ。
根っこと幹がしっかりしていればいづれ枝葉は伸び花も咲く、実もなる。
こういうことを理解できるのが「指導者の教養」ではなかろうかと思うのである。
by kusanokenji
| 2008-08-19 09:31
| ■連載“日々努力”