第907話・・・応援に来いというけれど
2008年 07月 21日
大会たけなわです。
全国津々浦々、悲喜こもごも・・・。
しかし、試合が終わって、2時間も外で、選手を立たせて説教する監督。
それを遠くから取り巻く保護者・・・・・。
こんな光景を見るたびに悲しくなります。
試合が終わってもレギュラーはへたり込んで何もしない・・・その横で
必死になって応援していた部員は汗ダクダクしながら荷物を運んでいるのに・・・。
なんという光景だ。
指導者のみなさん、大会が迫っていますが、勝った負けたでムキにならないように
本質を見失わないようにしてください。
僕は以前、関係チームの試合を見に行って(応援かな?)がっかりしたことがあります。それ以来、いくら指導したチームでも試合観戦には行きません。なぜなら、監督の対応があまりにも周囲への配慮が足りないからです。嫌な気分になるくらいなら一層行かないほうがいい、ってなってしまうからです。勝っても負けても監督と選手は「試合が終われば立場チェンジ」したほうがいいと思います。立場チャンジとは?・・・・・・・こういう指導を普段からしておくことです。実業団でもこういうことは徹底していました。普段は「全員が主役、脇役」を日常生活の中で臨機応変にできるように指導しているのですが、試合の日はその日に試合に出場する選手が主役になります。他の脇役は主役がベストコンディションで戦えるように徹底して縁の下の動きをやります。しかし、試合が終わったら瞬間から試合に出た選手が脇役に回るのです。「ありがとう」という感謝の心はその時その場で表現することです。例えば試合に出た選手であっても試合が終わった後は大きな荷物を運んだり、率先して後片付けを手伝ったりゴミを拾ったりします。こういう体験をすることによって、縁の下の者の大変さや、脇役の大切さを肌で感じ取ることができるからです。これが「心の教育」そのものになるからです。レギュラーだからと言っていつまでも補欠がやってくれて当たり前などと偉そうにしていたら人間がダメになってしまいます。慣れが一番怖いのです。これで、みんな平等、公平、支え支えられの関係になるからです。試合を見に行って感じるのはいつもそのことです。大体どこのチームも選手も監督もこういうことおろそかなので「いつまで主役の気分でいるんだ!、もっと周囲に気を使わんか!」と怒鳴りたくなるので行かないようにしています。
全国津々浦々、悲喜こもごも・・・。
しかし、試合が終わって、2時間も外で、選手を立たせて説教する監督。
それを遠くから取り巻く保護者・・・・・。
こんな光景を見るたびに悲しくなります。
試合が終わってもレギュラーはへたり込んで何もしない・・・その横で
必死になって応援していた部員は汗ダクダクしながら荷物を運んでいるのに・・・。
なんという光景だ。
指導者のみなさん、大会が迫っていますが、勝った負けたでムキにならないように
本質を見失わないようにしてください。
僕は以前、関係チームの試合を見に行って(応援かな?)がっかりしたことがあります。それ以来、いくら指導したチームでも試合観戦には行きません。なぜなら、監督の対応があまりにも周囲への配慮が足りないからです。嫌な気分になるくらいなら一層行かないほうがいい、ってなってしまうからです。勝っても負けても監督と選手は「試合が終われば立場チェンジ」したほうがいいと思います。立場チャンジとは?・・・・・・・こういう指導を普段からしておくことです。実業団でもこういうことは徹底していました。普段は「全員が主役、脇役」を日常生活の中で臨機応変にできるように指導しているのですが、試合の日はその日に試合に出場する選手が主役になります。他の脇役は主役がベストコンディションで戦えるように徹底して縁の下の動きをやります。しかし、試合が終わったら瞬間から試合に出た選手が脇役に回るのです。「ありがとう」という感謝の心はその時その場で表現することです。例えば試合に出た選手であっても試合が終わった後は大きな荷物を運んだり、率先して後片付けを手伝ったりゴミを拾ったりします。こういう体験をすることによって、縁の下の者の大変さや、脇役の大切さを肌で感じ取ることができるからです。これが「心の教育」そのものになるからです。レギュラーだからと言っていつまでも補欠がやってくれて当たり前などと偉そうにしていたら人間がダメになってしまいます。慣れが一番怖いのです。これで、みんな平等、公平、支え支えられの関係になるからです。試合を見に行って感じるのはいつもそのことです。大体どこのチームも選手も監督もこういうことおろそかなので「いつまで主役の気分でいるんだ!、もっと周囲に気を使わんか!」と怒鳴りたくなるので行かないようにしています。
by kusanokenji
| 2008-07-21 23:38
| ■連載“日々努力”