第861話・・・・再会
2008年 02月 07日
みんな30年前の選手達である。
みんな「無事で健康であること」に感謝できる年齢になっていた。
どこで会って、どんな会話したか、入社のいきさつなどなど
集まった選手全員鮮明に覚えていた。彼女達の乙女時代である。
少なくとも彼女達の現在の伴侶や子供より僕のほうが彼女達の乙女時代を知っている。
そして僕との出会いがなければ今の家族との出会いもなかったであろうことも
不思議なことである。
30年という日数はいろいろ風雪があったに違いない。
「清く・正しく・美しく」・・・すみれの花のように・・・・♪
宝塚音楽学校のモットーをそのまま地でいくような時代であった。
けして強くはなかったが、
「清く・正しく・美しく」の中で育ってきた精神と身体は
今も丈夫で長持ちしているようだ。このことが一番嬉しい。
酔いもホロロに、最終近い時間に懐かしの阪急塚口駅へ。
ここらへんは毎晩出没したところ。
なんと塚口ー梅田間が220円。
確か20数年前も同じでなかったかな?
妙に阪急電車が懐かしく思えた。