第847話・・・賢い人
2008年 01月 21日
今日、0,2秒の話を聞いてガッテンしました。これで子供たちにも
なっとくのいく説明ができます。とてもわかりやすくありがたかったです・・・」
小学生チームの指導者の弁です。
会話していて「賢い人やな」と思いました。
ポイントが的確だからです。ここに屁理屈を挟まないからです。
そこのチームでは小学校1年生たちがキラキして動いていました。
女性の指導者でした。
子供を見る目線が違うように感じました。
「あまりにも試合が多すぎるので上の組織に登録していません」ということも
話されていて、目先の勝利願望ではなく、あくまでも子供の成長に主眼を置いた指導に
共感しました。「でも、試合体験もある程度は目標として欲しいので、地元の連盟に登録しています。試合数もそれで十分です。」と話されていました。
ところでパスの話の内容は
「何かをやろうとして脳が手を動かす命令を出してから、手が動いたことに気がつくまで、誰でも0,2秒以上かかります。これを反応時間と言います。
例えば、グーを出そうとして途中でパーに脳の指令が出て
パーを出したことに気がつくまで最低、0,2秒かかるということです。
ボールに当たる瞬間にいろいろやってもダメだということです。
パス動作の瞬間の動きは0,2秒より短いからです。ほんの一瞬の動きは修正できない
ということを理解してください。ですから、時間がゆっくり取れる
パスを送り出した後のフォーム(指の形)を意識的にウサギさんの形にします。
10本の指がボールの飛ぶ方向を向かせます。手首と手首の間は2~3センチ
がいいでしょう。開きすぎてはダメです。パスをしたあとこのポーズを1秒間
保ちます。ウソでもいいから1秒間そのままにしてみてください。
そうすると、それまでの腕や指先の軌道がだんだん最後の綺麗な形に合うように
なじんできます。スムーズになるということです。・・・・」
というものでした。 関連内容ブログ