第56話(2月22日)・・・傘
2005年 02月 21日
ここに1本の傘があります。
この傘をチームに例えて見ますよ。この真ん中の「柄」が監督ですね。チームの大黒柱、家でいえばお父さんです。この「柄」の先端から1本1本針金がぶら下がっています。これが一人一人の選手です。家でいえば子供です。そして、1本1本の針金を支えているのがマネージャーとかコーチとか周囲で応援してくれる人たちです。家でいえばお母さんとか親戚です。そして1本1本の針金をつないでいる布が「チームワーク」です。家でいえば「兄弟の仲」です。いいですね。これでどんなに雨が降ってきてもみんな濡れなくて済みます。
ところがですよ、いいですか、今からハサミでこの布を切り裂きますね(実際にハサミで切りました)・・・見てください、この姿を! これでは傘の役目を果たせません。雨が降ったらビショ濡れになります。つまりね、一人一人の横のつながりがないといざというとき役に立ちませんよ、という意味です。特に女子バレーの世界は、監督が教祖様みたいになって、布のない傘みたいに皆が監督にぶら下がっている姿を見るときがありますが、これでは本当の自立した人間は育ちません。社会に出たとき困りますよ。いいですか!、大事なのは皆さんひとり一人の横のつながりです。仲間と、支えてくれる人に感謝する心ですね。これは人生も一緒です。(1999年正月、某高校での合宿にて実演)
この傘をチームに例えて見ますよ。この真ん中の「柄」が監督ですね。チームの大黒柱、家でいえばお父さんです。この「柄」の先端から1本1本針金がぶら下がっています。これが一人一人の選手です。家でいえば子供です。そして、1本1本の針金を支えているのがマネージャーとかコーチとか周囲で応援してくれる人たちです。家でいえばお母さんとか親戚です。そして1本1本の針金をつないでいる布が「チームワーク」です。家でいえば「兄弟の仲」です。いいですね。これでどんなに雨が降ってきてもみんな濡れなくて済みます。
ところがですよ、いいですか、今からハサミでこの布を切り裂きますね(実際にハサミで切りました)・・・見てください、この姿を! これでは傘の役目を果たせません。雨が降ったらビショ濡れになります。つまりね、一人一人の横のつながりがないといざというとき役に立ちませんよ、という意味です。特に女子バレーの世界は、監督が教祖様みたいになって、布のない傘みたいに皆が監督にぶら下がっている姿を見るときがありますが、これでは本当の自立した人間は育ちません。社会に出たとき困りますよ。いいですか!、大事なのは皆さんひとり一人の横のつながりです。仲間と、支えてくれる人に感謝する心ですね。これは人生も一緒です。(1999年正月、某高校での合宿にて実演)
by kusanokenji
| 2005-02-21 22:55
| ■連載“日々努力”