第9話(12月14日)・・・父親はどうあるべきか
2004年 12月 14日
安岡正篤談。「子供は親父の帽子を被ってみたり、親父の靴を履いてみたりする。あれはふざけておるのではない。父は子にとって本能的に「敬」の対象であることの心理が、そんな行いとなる。笑えない厳粛なことなのです。子供の前で大あぐらをかいて、下品な言葉で怒鳴ったりすることが一番いけない。子供が起きたときは、父親が、もうちゃんと起きて正座しておるとかしておれば、子供は自ら姿、形を正す。」子供の教育は胎児からはじまり、3歳で80%は完成するそうです。3歳までが肝心ですよ、3歳を過ぎると子供は、自分の目と耳など五感を働かせて自ら成長するもの、と覚えておきましょう。