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第9話(12月14日)・・・父親はどうあるべきか

細川幽斎(ゆうさい・安土桃山時代の武将)が、倅(せがれ)の忠興(ただおき)が来たときは、くつろいでくだけた態度であったが、六丸という幼い孫が来たときは、ちゃんと姿を正して慇懃(いんぎん)に会った。家老が「ご当主に対しては、あんなに砕けてご引見なさるのにお孫さんには、どうしてそんなに形を改めてお会いなりますか」と聞くと「もう倅はできてしまったものだから、それでよい。孫は、これからものになるのじゃから、こちらも敬して会わねばいかんのだ」と言われ、家老は敬服した、という話があります。世の父親はこの話を聞いてどう思われるでしょうね。

安岡正篤談。「子供は親父の帽子を被ってみたり、親父の靴を履いてみたりする。あれはふざけておるのではない。父は子にとって本能的に「敬」の対象であることの心理が、そんな行いとなる。笑えない厳粛なことなのです。子供の前で大あぐらをかいて、下品な言葉で怒鳴ったりすることが一番いけない。子供が起きたときは、父親が、もうちゃんと起きて正座しておるとかしておれば、子供は自ら姿、形を正す。」子供の教育は胎児からはじまり、3歳で80%は完成するそうです。3歳までが肝心ですよ、3歳を過ぎると子供は、自分の目と耳など五感を働かせて自ら成長するもの、と覚えておきましょう。
by kusanokenji | 2004-12-14 08:47 | ■連載“日々努力”