第785話・・・選手の邪魔しない
2007年 10月 31日
1、重心移動・・・左右に腰を移動・・・20回
2、尻落とし・・・・ボールを両手の手首で挟み尻を上下させながらボールを床につける
3、直上アンダー・・・このままの姿勢で5本連続・1本休み/セットを10セット
4、直上アンダーⅡ・・・このまま低く2本、3本目を高く・・・これを繰り返す。50回
・・・続く
といった具合に基礎トレーニング&基礎技術ドリルが進行していくのですが
子供たちは黙々とやりだします。凄いです。
子供のハートを掴むと大人の予想以上のことをやりだします。
子供たちには最初に、やり方や目的、効果など説明します。
私の場合は「説明は1回」です。そういう習慣づけさせます。
理由は、「子供の聞く力の養成」も兼ねるからです。
すべてに教育的配慮します。すべてに理由があります。
そしてその後は静かに見守ります。けしてこちらから話かけません。
子供は必ずできる!と信じているからです。
できないのは自分のもっていきかたが悪いと思うからです。
ここでこそ「言葉の力」が試される時です。
言葉には人を変える力がある!ってことを信じることです。
相手ができないのは自分の言葉に力がないだけの話です。
ですから毎日が自分自身の「話す力」「説明する力」の研修にもなります。
自らを追い込みながら自らの研修にします。
なぜなら、自分も研修しないと遅れるからです。
したがって私の師匠は子供になります。
ここで昨晩の中日の落合監督の名言です。
「監督は選手の邪魔をしないようにしていました!」