第775話・・・語ることが目的でない
2007年 10月 17日
多弁がいいとは限りません。
特に、初心者や子供を指導するとき、どうしても手取り足取り多弁になりがちです。
宴席でも会議の席でも、あるいは講義でも終わった後に心地よい時は
「いい語りを聞いたとき」と同じです。
人の振り見て我が身を知る、って言葉がありますが
「この人は何を伝えたいんだろう?」と思う場面にもしばしば遭遇します。
気がつくと、この人は最初から最後まで自分のことばかりに夢中?
こういう時は、なにかスッキリしません。
(そういう時のモヤモヤ解消法は、”合掌”が一番です)
「語ることは手段であって目的ではない」ということですね。
相手構わず喋るのは聞く人にとっては雑音になるときもありますからね。
特に、子供や初心者を指導する時は気をつけないといけません。
自戒したいと思います。