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第769話・・・苦言に感謝!

過去の話で恐縮であるが、歴史に学ぶということで紹介します。
チームの「後援会発足」にまつわる話です。
いろんな方が部署の幹事として動いてくださいました。
従業員みんなのチームに育てようという意図です。
結果的には1200名ほど入会していただきました。
その中で、ある人が入会してないことにぼくはなぜか気がつきました。
物静かで仕事はテキパキ、模範女性社員で、個人的にも好感のもてる方でした。
僕はとても気になり、近い人物に問いました。
返って来た回答は
「女子バレー部員は特別な枠があって簡単に入社できるけど、一般の人は入社したくても入社できない。私の友人もそうである。そういう人の心情を考えると諸手をあげて賛同する気になれないのです・・・・」ということであった。

私は ガーンと頭を叩かれたようなショックを受けました。
考えてみると、バレー部員よりも仕事の面ではるかに優秀な人材が入社できないという事実。
ただバレー選手だからといって安易に入社できる事実に甘えてないか、そういうことだったんです。そうなんだ、そういうところになぜ気がつかなかったんだろう、
調子に乗ったらアカン、気配りが足りん!と猛省しました。
彼女の言葉がすごくありがたく思えました。
そして、そんな彼女たちに認めてもらえるにはどうしたらいいのかを真剣に考えました。
自分達の置かれている立場をとても客観的に見つめることができ、気づかされたのです。
その時に決意したのが
「バレー部員である前に 一人前の社員として教育すること」でした。
チームを強くすることよりも徹底して「人づくり」に当たりました。
「バレー部員は礼儀正しくて、気持ちがええな」と職場の人に愛される存在
になることこそ、チームづくりの根幹だと再認識できたのです。
それができたのも、彼女の無言の言葉が私の心に突き刺さったからです。

先日、当時の選手と会う機会があって、そのことを初めて告白しました。
そして彼女に「感謝している」と伝えてくれ、と頼みました。
昨晩、その返事がもらえました。『○○さんに伝えましたよ。そしたら○○さんは「へぇ~、そうだったんだ、当時は私も若気の至りだったような気がしますが、ととても懐かしんでいました」。

15年前のことであるが
感謝の気持ちを伝えられてよかった。
by kusanokenji | 2007-10-10 10:25 | ■連載“日々努力”