第8話(12月13日)・・・投獄・闘病・浪人生活!
2004年 12月 13日
歴史上に出てくる「偉大な人物」の共通体験は、
投獄生活、闘病生活、浪人生活です。
「人間」というものについて、内面を深く洞察し、
考える時間を持てたからでしょうね。
私も2年半、浪人生活を体験しました。その時本当に、人間の表と裏を見たような気がします。人間、肩書きがなくなると、周囲の人の態度が急に変ります。大企業の名前を外したとたん、手の平を返す人物がいるのです。いわゆる裏と表のある人間です。まいりましたね。しかし、肩書きもない人の中に人間として素晴らしい人との出会いもありました。うれしいですね。「人間、肩書きで仕事するもんやない」とつくづく思いました。松下という肩書きを外したとき、自分に何が残るのか!そういう気持ちで私は仕事しています。定年になったとたん、誰も寄り付かなくなったのではあまりにも悲しい生き方ですから。今を語り、夢を語り、自分の仕事を語り、人間を語れる人物になりたいものですね。
投獄生活、闘病生活、浪人生活です。
「人間」というものについて、内面を深く洞察し、
考える時間を持てたからでしょうね。
私も2年半、浪人生活を体験しました。その時本当に、人間の表と裏を見たような気がします。人間、肩書きがなくなると、周囲の人の態度が急に変ります。大企業の名前を外したとたん、手の平を返す人物がいるのです。いわゆる裏と表のある人間です。まいりましたね。しかし、肩書きもない人の中に人間として素晴らしい人との出会いもありました。うれしいですね。「人間、肩書きで仕事するもんやない」とつくづく思いました。松下という肩書きを外したとき、自分に何が残るのか!そういう気持ちで私は仕事しています。定年になったとたん、誰も寄り付かなくなったのではあまりにも悲しい生き方ですから。今を語り、夢を語り、自分の仕事を語り、人間を語れる人物になりたいものですね。
by kusanokenji
| 2004-12-13 10:16
| ■連載“日々努力”