第735話・・・先生と呼ぶのか、監督と呼ぶのか
2007年 08月 23日
「教育野球」・・・選手は監督を「先生」と呼び、監督も選手を「生徒」と呼ぶ
「競技野球」・・・選手は監督を「監督」と呼び、監督は選手を「?」と呼ぶ。
前者は高校野球で優勝した佐賀北高校で、後者はその他のいっぱいのチーム。
佐賀北旋風とは、選手と監督で形作る通常の「競技野球」に対し
・生徒と先生が紡ぎだす「教育野球」の勝利!(毎日新聞より)
・平日の練習は2~3時間
・1/3は基礎体力トレーニング
・1/3は基礎的な技術練習
・実戦練習を削ってでもこの二つはやる。平日は打撃練習なし。
・ベンチ要り18名全員地元の軟式野球出身の普通の子
・県立の普通進学高校、特待制度なし
・昨年の夏の大会は県予選1回戦負け
・地元も学校も選手も監督も誰も勝てるとは思わなかった
・大学進学して野球ができるとも思ってない選手が殆んど
・専用グランドなし、 サッカー部と譲り合って練習
・選手は監督を「先生!」と呼ぶ
バレー界で気になるのが「ジュニアバレー」・・・これこそ教育的でなければいけないのに子供が指導者を「監督」「コーチ」と呼ぶのは? 「昨日までただのオバチャンだったのに子供から「監督!監督!」と言われ出し調子にのってしまった。監督は選手を怒るものだと錯覚し、段々とその気になって怒り出してしまってる自分がいた」ある指導者の述懐である。
しかし、ジュニアバレーの指導者は外部指導者が大半。学校の先生が監督しているのは少数派が現状。したがって一般人にしてみれば「先生と呼ばれるのが恥ずかしい」のである。それもわからぬことはない。ウ~ム!どうすべきか!妙案はないものか・・・・! でも自分がそこまで考える必要はないか。そうだな。