第716話・・・墓参り
2007年 07月 27日
それも
通常お参りしている本家の墓は一番最後の日にして
初日はご無礼していた父方、母方のご先祖の墓を、
いろいろ探し求めてお参りしてきました。
ご先祖様なのに長い間のご無礼をお詫びしながら
お経あげて、清めてお払いをしていただきました。
そこで思ったこと、
「人間として大事なことに、自分の無知なるがゆえに
随分いままでの選手にすまないことをしたもんだと猛省しました。」
それは、
葬式は別問題として、法事や墓参りよりもバレーを優先していたことに
対する懺悔の心です。
法事ごときで何で練習を休むのか!
暗黙の規則で、そういうことを言い出させない雰囲気を確立していたのです。
指導者が気をつけなければいけないことは、選手が言ってこないのではなく、
言わせないようにしているということです。
法事や墓参りは、バレーよりもはるかに優先させるべきことだったんだと
今頃気づきました。
今、監督をされているみなさん、お盆や墓参りの日は
きちんと練習休まれたほうがいいと思いますよ。
僕が監督の時、こんなことを教えてくれる人がいませんでした。
知らなかった自分も恥ずかしい限りです。
お墓を守る人がいなくなるということは一族が滅びるということ。
お墓を守る人がいるということは一族が栄えるということ。永遠に続くということ。
お墓を粗末にしているということはご先祖様をはじめとして御霊が成仏できないということ。
手を合わせる(合掌)習慣が少ないということが原因で様々な問題が起きているということ。
そして、それを教えてくれる人が少ないし、教えてもらえる場を奪っているということ。
今、ここに生きているのは
ご先祖様のお陰。それより他になし!