第698話・・・苦い体験

スカウトで苦しんでいた時代があった。
何が・・・・枠が少ないから。
ひどい時はゼロのときもあった。
（監督はじめた最初の頃ですよ）
会社との交渉は命がけ。ケンカごし。
そんなに苦労したのに、選手にいとも簡単にやめられた時の気持・・・
あぁ、今はそういうストレスと付き合わないでいい分、
創造性の生産性は上がっている感じがする。精神衛生上もいい。
やっぱり、人間は超えた無理はアカン。周囲も見えなくなるしね。
あまり苦しいんで、ついつい入ってくれる選手には期待するしね。
そういうときほど・・・・がっくり！も又多し！

選手のことで悩んでいる時嫁さんから一言チクリ！
「あなたはいつも今度入ってくる選手はいい選手や！ってばっかり言ってるけど
すぐ悩むのはなぜ？選手を見る目がないのじゃない？　」といわれた時があった。
言い返せなかったもんな。ほんまにそうやったな。
入社までは期待しまくり、ホメまくり
入社したらムムムム・・・・としかめ面・・・。
でもこれはスパルタ時代の産物でした。
今考えるとちょっと赤面する思いです。