第667話・・・出合い物
2007年 05月 31日
淡路名物「ハモすき」をごちそうになった。
淡路島はちょうど玉ネギ収穫の真っ最中!
連れが「これ、出合い物と言うんです」と説明してくれた。
「出合い物?食べ合わせのこと?」
「いえ、海の旬と畑の旬の物を同じ鍋にいれて食べるんです。
「めばる」は「たけのこめばる」と言われるように、
たけのこととても相性が良いのと同じです。
ハモは「玉ねぎとよく相性が合うみたいなのでハモすきには必ず一緒にでます。
他には「鯛」と「ごぼう」「にしん」と「なす」・・・・いろいろあります。
「ほう~」
「見てください、このハモと玉ねぎ、絶妙な味でしょ!」
・・・そんな会話が続きました。
”旬”の物どうしか!。
人間と一緒やなー!今、輝いている者同士ってこっちゃな
絶頂期の人間と落ちぶれの人間が手を組んでなにかやるってあまり聞かんもんな。
これも自然の摂理っていうもんやろか。
でも、よく考えたら、どんな絶頂期があってもいづれ落ちぶれていくのが人間やな。
複雑な思いで食事しながら、俺はそん人間になりとうないな、と思って生きてきたな
と思い出し、だから今があるんだ。感謝!