第628話・・・親子で参加
2007年 04月 19日
『安心院で2日間教えていただきました。熊本の親子2人です。
あらためまして、草野先生お疲れ様でした。ありがとうございます。
地元安心院の方々に親子ともども良くしていただき、少し疲れましたけど、気
持ちよく帰途につくことができました。
安心院の子供をはじめ、自然体バレーを日々の練習に取り入れている子供達
の体の使い方にびっくりしました。また、休憩時間にもかかわらず、動き回る
あのエネルギー(あれが彼女たちの休憩?)エネルギーがどんどん増幅してい
るかのようでした。
さすがに我が子は、少し疲れた様子で、普段しない動きや、体の使い方で筋肉
が凝ったりしたみたいです。
私は、保護者の立場で参加させていただきましたが、先生の指導されたこと
は、2日間参加された子供達がその素晴らしさを証明していると思います。私
や私の子供が経験したその良さは地元の子供たちにも伝えたいという気持ちが
芽生えています。これからも親子共々勉強していきたいと思っています。
我が子が「自分の学校の先生が教えるスパイクは間違っているね。」と聞い
てきたので、「草野先生は、全国ほとんどの指導者が間違っているといわれて
いたでしょ。」と答えたら、妙に安心していました。
実は、我が子も肘と膝に故障を持っています。塾に参加して、確信しまし
た。悪いやり方は悪いと。怪我を克服するのではなく、怪我をしない、させな
いという一貫した練習をすべきであると。
「怒る必要はないよ。」「何も言わないのに子供達が自分で考えて動いてい
る。」「明日への活力につながるような終わり方」等々非常に大人にとって耳
の痛いお話が聞けました。怒る・・・怒りの負のエネルギーは相当大きいとい
うことを聞きました。究極が国と国との戦争ですからね。そういうところから
私も変わっていく必要を感じました。
バレーを通して子供達にこれからの人生を主体的に、楽しく生きていくこと
を教えられている草野先生のお話を聞いて「人に迷惑をかけない人より人の役
に立つ人になりなさい」という話を思い出しました。迷惑をかけまいと消極的
に生きるのではなく、積極的に明るく生きなさいと。
2日間の短い時間でしたが、今までにない濃厚な時間を過ごさせていただい
たように思います。
また、参加されている指導者の方々にもいろいろと教えていただき、我が子
にも直接指導していただくなど、親子ともども今回の縁に感謝しております。
最後になりましたが、全国を飛び回っておられる先生には、くれぐれもご自
愛いただき、先生の教えが全国各地で実践されること祈念してお礼とさせてい
ただきます。』
バレー塾は何も子供だけが学ぶところではありません。参加された大人も「忘れていたものを取り返せる場所」でもあり、疲れた人が元気を取り戻す「心の病院」でもありたいという希望があります。スポーツ少年団や中学校の部活で理不尽な指導に悩んでおられる方も遠慮なしに参加して早く「新しい価値観」も知ることです。忍耐やガマン、一つのことをやり続けることも大事ですが「辞める勇気・新しい選択をする勇気」はもっと大事です。それより小学生や中学生だからこそいろんなことを体験させるべきです。スポ根でお馴染みの「ひとつのことをやり切る」精神論は一長一短があることをしりましよう。時期を逸してあとで取り返しのつかないことにならないことです。子供の時に受けた心の傷は一生引きづるので注意してください。人任せにして後悔するより自己責任でやるべきことをやることです。主催者の方は個人参加でも受け入れをよろしくお願いします。 沖縄での全国フォーラへの参加は基本的には個人参加が多いようですが中には母娘での参加やファミリー揃っての参加もあります。組織、団体、群れに属しないと行動できない時代ではありません。どしどし自らの意志で外に出て見聞を広めて交流を深めてください。必ず”参加してよかった~”と言いますから・・・。