第627話・・・アメリカからの報告ー2
2007年 04月 18日
お元気でお過ごしでしょうか?
「日々新た」は毎日拝見させて頂いております。
自然体バレーは日本のみならず、確実に世界に広がっていますね。
本当にすばらしい事です。
4月から小学生の指導も始めました。
見本を見せるために、私自身も筋肉痛に悩ませられながらもがんばています。
自然体の練習メニューのおかげです。
小学生の運動能力には本当に驚かされます。
日本語のドリルの名前も小学生たちが楽しみながら英語にしてくれました。
たとえば…
姫座りすべり→マジック・カーペット(アラジンと魔法のランプの魔法のじゅうたんにのる感じなので)
猫の谷と山→Dog&Cat
ツイスト→エルビスなどです。
楽しいユニークな練習方法が噂となり、
当初8人のメンバーで始めたクラブも,今では小学三年生から中学一年生まで40人になりました。もちろん人数が増えた分、課題のほうも増えました。
少数の父兄さんから、なんでスキルを教えないのか?サッカーとバレーは関係ないのでは?
バレーを習いに来ているのに追いかけっこ?などという声も聞かれましたが、コミュニケーションをはかりながらなんとかやっていっています。余裕のない親はどこにでもいるものです。
父兄の皆さんとの交流を図るため、またバレーボール、子供の気持ちを理解していただく為に父兄の皆さんにもバレーボールをやってもらう事にしました。
毎週一回、近所で開催している一般のバレーのリーグに父兄さんのチームを参加させています。子供が親に指導している光景は本当に可愛くて、笑ってしまいます。
できる事からやらせる→褒めらる→自信がつく・バレーが好きになる→もっと挑戦したくなる→上達する。短期間ですが、いい循環が出来上がってきました。
大変な事はありますが、子供達の笑顔に支えられながらがんばっています。
後一ヵ月半でこちらは夏休みに入ります。
夏休み中は学校の体育館が使用できないので、今近場で練習できる場所を探しています。
こちらでは練習場所の確保が一番の課題です。
そんな時、またまたいいニュースがありました。
私の親友が一年後にスポーツ・センターをつくることになりました。
一年後には私たちクラブのホームコートとして思う存分練習できるようになりそうです。
近い将来、日本のユースをこちらに招待できたら素晴らしいですね。
よろしくお願いします。
父兄の方が撮ってくださった練習の風景の写真を添付しました。
また報告させていただきます。
アメリカ ベーカー美智子