第603話・・・動き出す指導者達ー8
2007年 03月 27日
今晩は。先日は3日間お疲れさまでした。
三重県で自然体バレーの初開催、草野先生はじめ参加者含めて皆さまの協力や支えのお陰で無事終了させて頂き有難うございました。
昨年、村林先生(前松阪工業高校男子バレーボール部監督)に草野健次自然体バレーのお話を聞き先生の勧めもあり私自身一体どんなバレーなんだろう?すごく興味がわき開催する企画をしました。いざ参加者を募集したところ10日間で生徒は200名に達しその後は会場の都合上100名ほどの生徒をお断りさせて頂き誠に申し訳なく思っております。そんな中三重県でも先生の講習を県外受講に数十名行っている事を知り何としても成功させたい気持で開催にこぎつけました。
指導者においては約100名の先生方が講演を受講され身体の構造から自然体バレーの意味を少しずつ理解し運動や技術に必要なものは何からやらなければいけないか心・技・体の新しい視点から発想の転換の必要性を痛感しました。
実技においてはかなりハードな難しい練習を楽しく集中して笑顔で平気にこなしていく、そして出来ない事を出来るようになっていく子供たち そこに喜びが生まれ自信が芽生えていく。そんな子供たちを見ていて必要な筋肉だけを自然にもとずいた形で使うからリラックスしてできるのか・・・?又バックトスの練習では手首と指先の使い方の練習開始5分で出来ている生徒3割程度、そこで休憩、その後同じ練習で何と8~9割の生徒ができるように・・・ 脳を休め神経や脳のトラブルを避けてやればこんなに違うのか・・・・?不思議だ。スパイクにおいてもスイングのやり方と身体の使い方で同じフォームとポイントからストレート、クロスへの打ち分け・・・本当に驚きの連続でした。
脳・神経・医療・解剖学等の理系にもとずいた身体の動かし方で練習ドリル、その中でバランス、フォーム、技術を作っていく事が21世紀のバレーボールの上達法なんですね。
私もこれを大きな指導理念に考えて行きたいと思っています。
子供たちが中学や高校生と同じメニューで同じプレー(距離や強弱はかえる)ができるのを目の前で見せてもらって、小学生にも高度で複雑な練習を取り入れることにより、バランス感覚や身体の使い方、空間とボールと身体の動きを一体にしたリズムを作りタイミングを覚えるための練習はとても必要なんだと痛感した次第です。これからもしっかり森を見て大木を育て美しい枝葉を日々作る事をやって行きたいと思っています。
三重県も今回の開催をきっかけに他市で開催したいと言った声をお聞きしました。
この松阪から自然体バレーが三重県に広がり5年先10年先小学生~社会人まで日本一になれるチームが多数でれるようなバレーの王国になればと願っております。
また松阪でも開催したいと思っておりますので常に新鮮な最先端を行く自然体バレーのご指導宜しくお願いいたします。 松阪市バレーボール協会 小島