第599話・・・スポーツの功罪
2007年 03月 22日
スポーツの功罪・・・いいところと悪いところ。
スポーツの良さは言い尽くされているように思うが
小学生のスポーツの罪なところを考えてみよう。
小学生の試合を観戦してみて、その異様さに驚く。
怒声・罵声のオンパレードではないか。(一部かも知れないが)
地区大会などでは子供がラインズマンをやったりするが
2階席のその頭上から、敵のチームの保護者らしき人が
「アホ、ボケ!どこ見とんじゃ!」と・・・・ジャッジに罵声を浴びせる人がいた。
いまにも泣き出しそうな子供、知らんふりの審判・・・(レッドカードだせないの?)
勝てば狂喜乱舞の応援席・・・でも?でも?
見る限り、ミスの数の差で勝負が決着する場面が多い。
いいプレーではなく、決まったかどうかで一喜一憂の修羅場である。
それって
ミス=人の不幸を喜び合っている姿やん。
相手がミスしたら大人も子どももベンチも応援席もバンザーイ!って
指導者も保護者もここまで行き過ぎたらいかんやろ!って
他人事ながら思ってしまうのである。いいプレーならどちらにも応援しようよ。
スポーツを感動物語で終わらせたらアカンと思うな。
汚いものまで包み隠されて、真面目で弱い子が可哀想。
これはテレビや新聞も反省したほうがいい。
そういう視点で番組作ってほしいな。
どこかの企業が小学生大会の全体的な品の悪さに
企業イメージを損なうからスポンサーを降りた、って話、ホンマ?