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講習会(吉田・榛原)

これが自然体バレーだ!<小学生のサーブレシーブ>
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第462回<自然体バレー塾ーIn静岡>    前回 
1月6(土):180名・・・吉田町総合体育館
1月7(日):70名・・・吉田中学校体育館
1月8(祝):70名・・・榛原中学校体育館
参加者:320名(3日間)★受講者累計 77、055名)

<恐るべし小学生>・・・進歩に感動!・・・・黒潮東の小学生だ。出会ったのは4年前かな。ここの監督、かなりの実績の持ち主で県の重鎮だが、まぁ謙虚で研究熱心だ。確実に自然体バレーのエキスを吸いまくっている。スパイクだけではなくレシーブやサーブレシーブにも目を見張るものがあるのだ。勿論自然体バレーをやるのだから叩くことは一斉ない。「僕は全然ボール出ししなくなりました。選手達だけでここまでできるようになるんですね」と監督の談。だから強くなるのですよ、と僕は答えた。理由は「全体が見える」「個々が見える」からです。
講習会(吉田・榛原)_c0000970_15141239.jpg
練習も全国に出場するチームにしては少ない週に5日をキープしている。今回のサーブレシーブ新ドリルは「世界選手権での日本のサーブレシーブミス」がヒント。簡単なエクササイズだけでフォームのイメージづくりドリルから出発。(実はこれがしんどいのだ)上の写真は3日目。サーブレシーブを両腕で挟んでフォームを固める練習であるが、初日はここまでできなかった。そして2日目は小学校の試合とかで講習会に参加できなかったが、試合後に学校に帰って復習したとか。そして3日目に参加したのである。修正ポイントは「面」の突き出し。腕を振らないためにボールを挟むのだ!そしてそこから送り足3歩。初日は腕の面にボールがヒットするときのタイミングが「肘を支点」にした「てこの動き」であった。つまり、手首が動く(下がる)のである。こうなるとボールヒットの際「ボールをやわらげる」ことはできるが「ボールを飛ばす力」が弱い。ボールヒットのタイミングも微妙にズレる。ボールコントロールに体重移動や腕の振りを使わざるを得なくなるなどの欠点がある。もし体ごと弾き飛ばすような強打はボールを殺さなくていいのか・・・・?答えは「体全体をクッション」にする方法を採用する。この発想は10年前、沖縄の空手格闘家との対談でヒントをもらったのだ。体の小さい者が大男に勝つ。空手の受身は自分の体重の3倍のパンチを受けても受身の腕の面はそのままで、体は4~5m飛ばされるだけでダメージはないそうである。この方式でいくと、レシーブ面の腕はそっくりそのまま残して後ろに倒れながら尻と背中を床につける(転ぶ)のである。勿論この練習も行なった。ドリルの範疇だ。それ以外のサーブは手首を固定して肘の動きでボールを当てる面の突き出しをコントロールし、ボール強弱をコントロールする方法である。かなり高度な技術であるが、下半身の安定により生み出すサーブレシーブなのでボールを送りだすのに体重移動の力さえ必要としない。イメージ的には全日本男子のリベロの選手と荻野選手がお手本!更に構えの姿の腕のセットから完成まで、手首は殆んど動かずにボールキャッチをするのがこの写真。つまり面作りの支点を肘から手首に移したのだ。下半身の安定したフォームと面作り・・・ほぼ完璧に近くなった。小学生がだよ。脚は左右一足幅前後に置き、つま先は30°外。膝はつま先方向と一致。床と両脚で作り出される形は五角形を形成する。この形が重要だ。大半が後脚が流れて膝が内側に入る。膝への負担、特に内側側副靱帯損傷の可能性が高い。内転筋強化と外側広筋の柔軟性を高めるストレッチや相撲の四股も踏ませた。そして3日目の今日は「手首をテコにして肘を突き(押し出す)だす面作り&ボール当て」「床下5センチでキャッチ!」に取組む。目的は強烈なジャンピングサーブでも安定して返せるフォームづくり。小学生が高校生、実業団のサーブでも平気!・・・。そんなことをやりたいのだ。参加した高校のある指導者曰く「高校の全国トップレベルでもここまでしっかりやってる選手は少ないですよ!」と舌をまいていた。半分お祝儀にしてもありがたい。このチーム、昨年の全国にも出場し、今年の3月、長崎市である全国スポ少大会にも出場する。淡々とバレーして県内敵なし。しかしこの監督は自分のことだけではない。率先して昨年も自然体講習会を開催して地域の底上げに動いているのだ。ちなみに2007年度も開催が決定している。2007年6月2(土)、3(日)静岡県西部地区指導者講習会。役員だけでなくできるだけ現場の指導者を集めていただくよう要請した。大切なのは現場だからである。若い「熱い指導者?」の奮起を期待したい。今回の新春講習会も毎年恒例にして欲しいとの要請がある。一応来年も受けたが大事なのは指導者のレベルアップであるしね。僕がいくら子供を指導してもあまり意味がないんだよね。毎日子供と接する大人が変わらないとね。そのためにこうして全国を回っているんだからね。今度「伸びる指導者・伸びない指導者」の本でも書こうかな。題材はいっぱいあるので。話は元に戻って、例の小学生のサーブレシーブ、興味のある方は是非ご覧下され。きっと参考になるはず。一貫指導型の第1巻「パス&トス」に掲載した青森の天才少女はその後どうなっているかな。あの子もサーブレシーブが抜群だった。本当に小学生は凄いよ。指導者は見なきゃ損だと思うよ。少なくとも「サーブレシーブが悪かったから試合に負けた!」など、指導者として恥ずかしい言葉を口外しなくなるはずだ。

今年の初の講習会。気がつけばメニューも半分は一新!
これも小学生です。ボールを背中に挟んでいます。詳細はアルバムをどうぞ!
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by kusanokenji | 2007-01-08 22:05 | ■講習会リポート