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by kusanokenji
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講習会(五條市)

「自然体研究会」が発足しました。詳細は後日発表!
講習会(五條市)_c0000970_22231068.jpg
第461回<自然体セミナーIn五条) 開催要項  
12月23(土):指導者42名・・・ボディーステーションゴルジ
12月24(日):指導者43名・・・ボディーステーションゴルジ
参加者:85名(2日間)★受講者累計 76、735名)

参加者のレポート→ 岸田先生1、2、 ジョニーさん1, 2、 ジャムミントさん  鹿之助さん
<全国から42名参加>・・・北は青森県の下北半島むつ市、弘前市からはじまって新潟県、長野県、静岡県、三重県、京都府、大阪府、奈良県、兵庫県、長崎県、宮崎県から、そして職業はサラリーマン、教師、校長先生、看護師、接骨師、病院勤務、接骨院、柔整専門学校学生、トレーナーなどなど多士済々。みなさん2日間いい顔である。活き活きキラキラ、大の大人がですよ。講義も実技も子供以上に純粋。この光景をぱっと入った人から見れば「あやしい集団?」に見られはしないかと思うほど一糸乱れぬ集団行動。一種独特、異様であるかもしれないが、それくらい集中されているのである。一言1句聞き漏らさない目つき、ペンの動きがいい。
講習会(五條市)_c0000970_22241220.jpg今回はビデオ撮影禁止だったのでその集中力はなおさらのようだ。身銭を切っての参加だから「元を取らねば」というのもいい。要は自分のものにしたいという意欲の集団。勉強するのが好きで好きでたまらない様子を感じる。この場には過去の実績とか成績とか肩書きはまったく関係ない。通用しない。だから「雰囲気」がいい!僕もいい気分なので参加者もきっと「居心地」がいいっていうかいい気分だろうと思う。それが顔の表情や動きから伝わるのである。それもそうだ、みなさんこの年末のくそ忙しい?時期、それもクリスマスなのに若い女性もおり、家に帰れば父でもあり母でもある人たちが、身銭を切っての参加なのだから「燃える向上心」の塊みたいな善男善女の集団であって当然だ。ただひたすら敬意と感謝です!<私のまぬけ顔の写真は本分と関係ありません>

<これからのトレーニング>・・・・クリエティブな時間の共有が最終日の午後。テーマは「これからのトレーニング」の開発。企業における新製品研究開発は20世紀までは「便利な物」を作れば売れていたが21世紀は環境への配慮と必要最小限の必要性を満たす物。便利さや豪華さは不要。今回の我々の目指すのは人間のメカニズムの原理原則に基づくトレーニング法の開発である。バレーボール動作の「任意の点」から「任意の点」への連結を可能にするパフォーマンス向上に密着した動きづくりであり、最終的には統合的な見地から見た「トレーーニングマップ」の開発である。一緒に考えよう、創造しよう!と時間を共有した。途中に何度も原理原則の話を交えながら開発方法を誘導した。講習会(五條市)_c0000970_223356100.jpg原理原則とはD1、D2ライン、筋肉の性質、関節の可動性、動きの連動を利用した連鎖運動であること、ムダな筋力を使わないこと、体の内部で発生する刺激に対する反応を、表面への力に転換できる動きであること、そして一つの開発項目に対して必ず5~8段階をつけること。初心者からトップまで取組めるようにするためである。しかも系統的であること。ユックリした動きでの神経・筋への再生学習から伸張反射、腱反射を利用したスピードアップにつながる動きであること・・・などなどの考えをベースにおき次々に目の前で繰り広げられるトレーニングの新製品開発のプロセスを皆さんと一緒に行なった。発想法、実践手法、その組み立て方は私の三菱時代に鍛えられた経験『無から有を生み出す』ことをテ-マとした仕事「生産技術研究所勤務、自動機開発部の設計担当」そのものである。まさしく『ブラックボックス方式』の実践。だからどんどん新しいものが創造されるのである。しかもみんなで創るのがいい。参加者が参加できるのがいい。行き詰まったらブレンストーミングタイム! 休憩時間もその場を離れない姿も見れたのが驚きと同時に「おとなでも楽しいことには夢中になれるんだ」と感心。楽しい時間を共有できたのが嬉しい。私と高橋トレーナーによる「掛け合い漫才」から具体的に形になっていくのが大半であったが、できるできないは問題外。そこに参加するかしないか、その場にいるのかいないのかが重要である。開発や発想は自分ひとりで創るものでなく、相乗効果によって膨らむものであることを体験することが重要なのである。これだけは現場にいなければ分からない。分からない人は永遠に分からないかも知れない。創造性は「やれ!」といわれて出来るものではないのである。ただ、雰囲気、環境でどんどん変わることは確かである。それは年齢は関係ない。いくつになっても脳は進化できるのである。そういうモロモロの意味を込めて「みんなで創る」ことの意義は大きい。
「無から有を生み出すプロセス」、これが勉強することの醍醐味である。講習会(五條市)_c0000970_22243835.jpg

<懇親会>・・・実に楽しい雰囲気であった!。30数名の座敷の宴会場が終始なごやか。酒が美味しい!いつもならあっちの隅、こっちの隅で周囲には目もくれず内輪の話ばかり私語ばかり目立つのであるが、今回は違った。いろいろと交流しているのである。お互いをもっと知りたい!今日の昼の時間はよかったね!よく頑張ったね!というなんだか戦友みたいな感覚、親しみなんだろうか。充実感なんだろうか。そういう場になっている。普段おとなしい人がどんどん積極的に人の輪に入っていく姿を見るとこちらも嬉しくなる。今回はそういう姿が見られた。やはり「人が人を動かす」「動きたくなる人の集まり」だったのである。これこそ「いい仲間」である。無理がないからいい。デーンと構えて「オーわしのところに来い!」という人はいない。酒の勢いで説教する無粋な人もいない。私も酒をつぎに回る。これはどこでも同じである。そして一次会の終わり頃、参加者の西田先生の発案で「このメンバーのお互いの情報共有を目的とした連絡網を作ります・・・」とのXマスサプライズの発表があった。私はビックリした。この会は自分達のものなんだ、という心の叫びを感じた。嬉しい限りである。それくらいこのメンバーの仲間意識が芽生えたのだろう。素晴しい!本当に自然に発生した仲間づくりである。これが次の日の夜には「自然体研究会」へと話が進んでいき、4人の方に代表幹事をお願いした。来年の1月の橋本でのバレー塾にはその骨子が固まるであろうから期待しておこう。岸田先生、西田先生、垣内先生、上東先生、お手数かけますがよろしくお願いします。この一次会を去りがたい面々はほぼ全員2次会の場へと大移動したのはいうまでもない。そして次の日は朝9時からキラキラ☆だからやっぱりすごい人たちだ!かんぱーい!
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by kusanokenji | 2006-12-25 10:46 | ■講習会リポート