第533話・・・心に鎖をかけるな <日々新た>
2006年 12月 22日
子供の心は純情無垢や。 ところがなあ、この子供の心に鎖をかけて、動けんようにする大人がいるんや。これ、ほんまにあかんと思うよ。バレーボールの指導者に多いなあ。徹底的に管理された子は心が閉鎖的で、まったく判断能力のない子に育つもんな。自分の意見を持てなくなってしまうんや。子供のときにそんな体験したらトラウマになって社会に出て始めて気がつくんだけどね。そんな子が仰山おる。このチームにもやで。もっての他や。大人が子供に対して絶対してはいかんことや。そんな指導者には絶対ならんといて下さい!、ってこの前の講習会でも訴えてきたよ。海老だって成長するたびに「脱皮」するんやで。人間も節目節目で脱皮せなあかん。ところが、小さい時に心に鎖をかけられたらなかなか脱皮できひん。そういうのを大人が作っている。だからな、君らも親になったら、そこんところを十分に気をつけなあかんで。ええな。それは君ら自身の行動がその証拠になっているんやから気をつけていこうや!