第516話・・・聞く力がいるなぁー <日々新た>
2006年 12月 04日
職場の中で、「話を聞ける人」の重要性について発表してきたよ。
その内容は
「この不況下で、超優秀な新入社員が多いのですが、彼らはこれまでストレートに階段を登ってきた人達です。『挫折』を知らない人達が多いんですね。ところが会社に入ると上司から怒られたり、考えとか能力を否定されたりして壁にぶち当たりますね。しかし、彼らは初めての挫折体験ですからどうしていいかわかりません。うつ病になったり、しまいには自殺まで考えるような落ち込みを経験するわけです。そんな時、身近に話を聞いてもらえる同僚とか上司がいれば助かることが多くあります。専門のカウンセラーではなく、『話を聞いてあげれる人』が身近にいるだけでいいんですね。女子社員も、中高年社員もみんな悩みを抱えています。誰かに話を聞いてもらえるだけでどれだけ救われることが多いでしょうか。私の女房やOGのミコさんもその必要性を理解していますので、去年から『カウンセリング』の講座を受けてそれなりの対応をしていますが、本当は職場の中にそういう人が増えて欲しいんですね。親身になって話を聞いてもらえるだけでいいんです。『話を聞ける人』がどんどん増えて欲しいと思います。バレー部では、『人の話を聞ける人間』を目指して更に勉強していきたいと思っています。」
っていう内容だったんだよ。皆さんとっても真剣に聞いてくれたように感じたよ。あのネぇ、君らの先輩のミコさんは、「会うたびに成長してるな」って感じるよ。凄いよ。その彼女が、「カウンセリングや老人ケアーの勉強してみて、つくづくバレー部で勉強してきたことが全部役に立つことが分かった」と言っていたよ。君らもできるだけミコさんと話してごらん。きっと得るものがあると思うよ。