509話・・・ホッチキスは45°でとめろ! <日々新た>
2006年 11月 23日
これから練習に必要なネットさえまともに張れないなんてどういうことや!
何人集まっても誰もテキパキと仕事ができないやないか。
指示できる人間もいなければ注意できる人間もいない。
こんな集団を烏合の衆って言うんだ!
無責任だからこういう事になるんだ!
職場ではなあ、ホッチキスの使い方だけで2時間も説教される職場もあるんや。書類の左上を45度の角度で止めてなかったらそれこそ「火の玉」みたいに怒られた人が何人もおるんや。それはどういうことかと言えば「会議で書類を見る時のことまで配慮してやりなさい」ということや。書類をめくる時、45度にしてあれば綺麗に紙がめくれるのや。それが止める場所がズレていたり、角度がバラバラだったりしてたら使いにくいやろ。要はこの書類は何処でどう使われるのかまで考えて「使う人が使い易いように気を使え」っていうことや。そういうことで怒られたことないやろ!君らは!
でもな、そんな事で説教してくれる職場は今少ないんや。
説教というよりも、そういうチャンスを捕まえて「人生」を教えてくれているんやな。ホッチキスひとつ大した事ないんやけど、「気配り」とか「心くばり」の大切さを学ばせているんや。こんな上司に育てられた社員は本当はとても幸せなんだよ。人間味があるっていうか、本気で部下のことを考えてくれている人やと思うねん。後でものすごく役に立つ時がくるねん。そんな指導を受けた人は、仕事への取り組み方がちょっと違う。女性社員でも一味違う。気配りが違うんや。甘やかされた人は役に立たんようになるって、ほんまや!