493話・・・もっと気を使え! <日々新た>
2006年 10月 27日
雨が降ったら傘をさせ、仕事しないものは飯を食うな!そういう話や。生きるということ、働くということはシンプルなんや。理屈と違うねん。やらんとあかんねん。わしらバレー部にいるけど、バレー部なんか必要ないという人もいるんや。バレー部が必要という理由があるのなら、バレー部がいらない理由というのもあるんだよ。筋肉にも裏と表の作用があるように、全ての物事には裏と表があるんだ。考え方についてもそうだけど、表だけを見てもいけないし裏だけを見てもいけないね。表裏を一対として見れなくてはいけないんだ。自分中心に考えるとバレー部があって当たり前になるかも知れないけど、バレー部があるお陰で迷惑している人達も随分といることを知ることだね。バレー部員を採用するお陰で採用枠が減って、松下に入りたくても入れない人が沢山いる。バレー部の採用枠で会社に入れず犠牲になった優秀な人もいるということや。実際にそういう人から言われたこともある。「バレー部はいいですね」って。半分皮肉交じりやな。そして犠牲になった人の友人や親戚、親も会社には大勢いるんや。いい加減なバレー選手見たら腹が立つのが当たり前だろう。仕事はできん、バレーは不真面目・・・そんな選手だったら怒るの当たり前や。なんであんな子会社にいれたんやと怒りたくなるもんや。そういう気持ちがわからんと本当の社会人とは言えないよ。これは人間としての常識と違うかな。そんなことも気がつかずにバレーしていたら本当の「バレーバカ」になってしまうぞ。