487話・・・腐ったミカン <日々新た>
2006年 10月 23日
チームの中で「この選手さえいなくなれば」って思いたくなる選手がいたとしようか。だからといってその一人を削除すればその後はうまくいくかっていったらそうじゃない。現在、うちの選手は22名やな。22番目のビリがいなくなっても、今度は21番目の人がビリになるんだよな。人数は変ってもビリは必ずいる訳だ。それは10人になっても5人になっても同じことだ。腐ったミカンは取り除くのでなく残りの21人の力で一人を救ってあげることが大切だよ、という意味だ。だから僕はけしてあきらめない。けしてクビになどしないし、途中で辞めさせないんだよ。
人間はね、自分が悪いことをしたとはなかなか認めないんだって。刑務所に入っている人でもそうだってなかなか自分が悪いって認めないそうだよ。ましてや、普通の人は「自分が悪い」と認めず、常に自分を正当化するための言い訳を作るのが多い。自分のことを考えれば良く分かるよ。結局我がままなんだよ。その我がままを直すには「自分で気づく」しかない。その「自分で気づく」まで待つのが教育だよ。
人間はね、自分が悪いことをしたとはなかなか認めないんだって。刑務所に入っている人でもそうだってなかなか自分が悪いって認めないそうだよ。ましてや、普通の人は「自分が悪い」と認めず、常に自分を正当化するための言い訳を作るのが多い。自分のことを考えれば良く分かるよ。結局我がままなんだよ。その我がままを直すには「自分で気づく」しかない。その「自分で気づく」まで待つのが教育だよ。
by kusanokenji
| 2006-10-23 09:52
| ■連載“日々努力”