486話・・・不純物 <日々新た>
2006年 10月 20日
チームの中に不純物が混ざり込んでいる状態やな!。
折角一月から基礎練習を積み重ねてきて、組織的に動くバレーがだんだんと実践に生かせるようになってきたと思っていたが、最近不純物が紛れて「乱れ」が出とる。9人の力が集まろうとするのをバラバラにする原因となっている。どことやっても負けないという強い面もあるけど、弱いチームにも負ける可能性があるんや。
それだけ君達の力が本物でないという事だ。
朝のテレビドラマ「ふたりっ子」の中で、将棋の師匠が主人公に断食をさせる場面があったんや。断食1日目は何を見ても食べ物に見えてきてフラフラの状態だった。しかし、2日目、3日目と日を重ねるうちに意識もハッキリし、お腹もすかなくなってきた。人間は日頃食べ物をどんどん摂っている事により、体自体が持っている本来の力を出せない状態になってしまっているけど、それを全く食べ物を与えない状態をつくることによって、体の細胞のひとつひとつが自ら生きる力を発散するようになるんだそうだ。
君らも自然に無心でやっている時は、個人の持っている力を十二分に発揮できているが、そこに「欲」という不純物が紛れるとそうはいかなくなるもんな。大体試合の場面では「責任感・恐怖感」に「欲」が絡んで「プレッシャー」になるんだよ。そういう物は人間の本来の力を阻害する不純物なんだよ。
チームの力を半減させるのが「不純物」や。そういう不純物は早く取り除かんといかん。それはなにか?自分らで考えてごらんよ!
「企業スポーツ部」ということで各方面からいろいろプレッシャーをかけられているけど、お前らはあまり気にしなくてもいい。
折角一月から基礎練習を積み重ねてきて、組織的に動くバレーがだんだんと実践に生かせるようになってきたと思っていたが、最近不純物が紛れて「乱れ」が出とる。9人の力が集まろうとするのをバラバラにする原因となっている。どことやっても負けないという強い面もあるけど、弱いチームにも負ける可能性があるんや。
それだけ君達の力が本物でないという事だ。
朝のテレビドラマ「ふたりっ子」の中で、将棋の師匠が主人公に断食をさせる場面があったんや。断食1日目は何を見ても食べ物に見えてきてフラフラの状態だった。しかし、2日目、3日目と日を重ねるうちに意識もハッキリし、お腹もすかなくなってきた。人間は日頃食べ物をどんどん摂っている事により、体自体が持っている本来の力を出せない状態になってしまっているけど、それを全く食べ物を与えない状態をつくることによって、体の細胞のひとつひとつが自ら生きる力を発散するようになるんだそうだ。
君らも自然に無心でやっている時は、個人の持っている力を十二分に発揮できているが、そこに「欲」という不純物が紛れるとそうはいかなくなるもんな。大体試合の場面では「責任感・恐怖感」に「欲」が絡んで「プレッシャー」になるんだよ。そういう物は人間の本来の力を阻害する不純物なんだよ。
チームの力を半減させるのが「不純物」や。そういう不純物は早く取り除かんといかん。それはなにか?自分らで考えてごらんよ!
「企業スポーツ部」ということで各方面からいろいろプレッシャーをかけられているけど、お前らはあまり気にしなくてもいい。
by kusanokenji
| 2006-10-20 22:53
| ■連載“日々努力”