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478話・・・バレー部の理念   <日々新た>

こんな話がある。松下幸之助創業者が、ある研修会に出席していた人事課長に「君がお得意さんに『松下はいったい何を作っているんですか』と尋ねられたら君はなんと答えるか」と聞かれたそうや。その人事課長は、直立不動の姿勢で「ハイ、電化製品を作っております、と答えます!」と自信をもって答えたらしい。そうしたら松下幸之助創業者は、「何を言うてるか!そんなこと言うてるからアカンのや!君らはいったい何を考えとるんや!」と、すごい叱り声が会場に響き渡ったそうだよ。「君らは現場の人事責任者じゃないか、人事の責任者でもありながら、人間を育成するのが会社の仕事であるということがちっともわかっとらん。だからそんな答えを出すんや!
『松下電器は何を作っている会社か』と尋ねられたら『松下電器は人をつくる会社です。併せて電化製品を作っております』と、こう答えられんというのは、君らが人間育成に関心がないからだ!」と大変な剣幕で怒られたそうだよ。今の松下電器の社員であれば誰でも一応は知っていることだけど、昭和30年代の当時は創業者自ら
「経営の基盤は人である」と何度も機会を見つけて説かれておられたそうや。しかし、今は本気で「人が大事や!」と怒る人は見たことがないな。せめてバレー部の中だけでもと思っておるんや。

 松下電器の経営基本理念は「人」、電池工業女子バレー部の基本理念も同じく「人」。利益の尺度が社会への貢献度(世の中の人に喜ばれるものを作っていれば沢山売れる)とすれば、我々の勝利の尺度を「人間的成長」にしたいと思ったんだ。だから、電池工業の女子バレ-部基本理念に「電池バレーは、人間的成長を求めています。併せて日本一を目ざしています」と掲げたんだよ。
by kusanokenji | 2006-10-10 17:38 | ■連載“日々努力”