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474話・・・氷はなぜ水より冷たい?  <日々新た>

「青は藍よりい出て藍よりも青し」って知ってるでしょう。青色の染料は藍という草から取るそうやけど、その藍という草よりも青くなるという意味や。つまり、弟子が師匠を追い越すいうことやな。これを
「出藍の誉れ(しゅつらんのほまれ)」と言うんやで。覚えといてな。

  それで、その出典を読んでいくと続きがあるんや。「氷は水からできるけれども、水より冷たいのはどういう訳や…」という話になったり、「天の高さは、高い山に登らなければ分からない」「深い深い谷に降りなければ大地の深さは分からないだろう」とか出て来る。そして「人間も昔の優れた先生の残した言葉を聞き学ぶことがなかったら、学問の必要性も分からないだろう」と書いてある。知ったかぶりするなという戒やな。「人間は学問しなさい」ってことや。

  「氷が溶けたら何になる?」いう質問に君はどう答えるかな?
「水になる」「川になる」「お湯ができる」「風呂に入れる」…まぁ、大体こんな答えが帰ってくるけど、「春になります!」と答えた小学生がいたんや。その話を聞いて僕はハッ!としてグッ!ときたんや。
お~、なんという感性か、素晴らしい!と思ったんよ。いつもいつも雪の中で生活していると、雪が溶けて川に流れると、もうすぐ春ですよ、という方程式が出来上がってしまうんだろうなぁ。

  今日は何が言いたいんかな?自分たちには、もっともっと学ぶことが沢山ある。そういうことを言いたいのかな。昔の人は自然のなかで、自らの体験に基ずいて学問されているけど、僕たちはそれが少ないなぁ。高い山に登らないと天の高さも分からないし、奇麗な景色も分からないもんなぁ。
by kusanokenji | 2006-10-04 09:17 | ■連載“日々努力”