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465話・・・一人前とは    <日々新た>より

分子と分母が同じになれば答えは「1」。
1分の1、2分の2、3分の3、4分の4・・・・・・・10分の10=1になるでしょ。
答えは全部1です。
一人前の「1」ですね。
分母の数字を学年にして、分子を仕事にする。1年生は一つの仕事をすればいい。
3年生は3つの仕事をしなさい。4年生は4つの仕事をしなさい。

1年生の「仕事」とは「自分のことを自分でやる」。
まず、自分の身の回りのことを自分で出来るようにすることです。
会社のこと、礼儀のこと、バレー部のこと、社会人として・・・・
徹底的に学んで覚えることが一番の仕事だということですよ。

2年生になると「自分のことプラス後輩の面倒を見る」。
今度は仕事が二つになる、3年生は三つというふうに「仕事」が増えていく。
どや!、おもしろい考えでしょ。

会社も同じやで。課長の仕事を10としようか。
これが5つとか6つしかできなかったら課長の資格がないということなんだよ。10の仕事をできるから課長になれる。逆に13とか14できる人がいるとしよう。その人は部長の仕事が出来る人やから「いずれ部長にしよう」となるわけやね。君らにも「格付け」ってやつがあるでしょう。G2とか、G3とか…。それぞれに仕事の中身が全部決められているんだよ。あくまで「一人前」っていう考え方だね。

要はそれぞれの一人前になりなさい、ってことだ。
年追うごとに役割も責任も変って、上に上に上がっていく。
下に下がることはないんやね。
分母は年数やから自動的に増えるけど、
問題は分子(仕事)をどれだけ増やせるかの問題だよ。
by kusanokenji | 2006-09-24 22:26 | ■連載“日々努力”