第446話(8月30日)・・・中学生男子コーチの話
2006年 08月 30日
全校生徒58名で、全国大会に出場した磯部中学校Kコーチ曰く。
『今年になってチームの練習は(ゼスチャーでモーションバランスの格好を交えながら)あうしたりこうしたりばっかりでした。
ところが2回目の講習会の時「上手くなることと勝つことは別だからね」と言われドキッ!
これさえやっていたら強くなれると信じていたので(みんなで爆笑)大変慌てました。
しかし、その後、技術のことを要求したらどんどんできるんです。これにまたビックリ!いろんな新しいことを教えてもすぐに出来る彼らにぶったまげました。大会も「もうダメ」と大人が諦めているのに大逆転で勝ってしまい全国にまで連れてってもらいました。新チームはもっとチビたちですが、今年よりもっと強いチームになりそうです。」パチパチ!
「技術は動けるからがに乗っかかるもの」という典型的な話ですね。小学生、中学生のときにいろいろな動きを体験させておくとその後の技術の習得がとても楽になるという話です。白馬での講習会のとき、磯辺中学校の少年Aたちが糸魚川からわざわざ挨拶に来てくれました。とても感激です。で、せっかくなので、受講生の前で空間獲得動作の模範演技をしてもらいました。やっぱりスムーズでしなやかな動きを見せてくれました。彼達はこのあと、JOC新潟県中学選抜の一員として活躍の予定です。そして3年後の高校3年生に行なわれる2009新潟国体を目指して欲しいものです。