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by kusanokenji
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第37話(1月27日)・・・徳川家康の遺訓

人の一生は、
重き荷物を背負て遠き道を行くが如し。
急ぐべからず。心に欲が出たら貧しく
苦しかったときのことを思え。
耐え忍ぶことは無事長久のもととなる。

有名な言葉なので知っていると思いますが、復習しておきましょう。
家康は織田信長、豊臣秀吉の下で常に「堪忍・辛抱」を体験しています。
「泣かぬなら 泣くまで待とう ほととぎす」 とは家康の句ですよね。
「泣かぬなら 泣かせてみせよう ほととぎす」は豊臣秀吉の句です。
「泣かぬなら 殺してしまえ ほととぎす」は織田信長です。
プロ野球ではピッチャーが打ち込まれた時ピッチャーへの監督がアドバイスを送る時…
 <1>「ここはお前に任せた。得意のボールで攻めろ」
 <2>「打たれても俺が責任を取る。思い切って行け」
 <3>「ウーン、とにかくなぁ-、ウーン」
バレーボールのピンチサーバーや選手交代の時、あなたの監督はどのタイプかな?

私達凡人はすぐに欲が出ます。欲はなくならないものですが「欲ぼけ」にならないことです。野心家、欲ぼけの人が指導者になるとその組織はみな駄目になります。
人生でちょっとつまずいた時にこの「家康訓」を思い出して下さい。
私も、ある時に「あ~、そうや」と思ったことがあったのでこの言葉を紹介しておきます。
ちなみに、尾張の人は質素倹約が徹底しており、排他的な面があると聞くのは家康の流れからでしょうか。
by kusanokenji | 2005-01-26 22:26 | ■連載“日々努力”