437話(8月8日)・・・うまいこといくには(続・続)
2006年 08月 08日
「何をしているんですか?」
「ボールをつかむ事も出来ないんで・・・・」
「だからダメなんです。やらせて下さい。出来るようになりますから」
「・・・・???」
--- 5分後 ----
「ね、どうですか、みてください」
「すごいですね、出来るようになるんですね」
「でしょう! たった5分間、どうして待って上げれないんですか」
「・・・・???」
「大人が子どもの成長を奪っているんですよ」
講習会での指導者との会話の1コマです。
バレーモーションの「空間獲得ドリル」を小学3年生、4年生にやらせます。
今年入部した初心者です。最初は自分でボールを上に投げることもできません。
上に投げたボールの落下点に入り、ジャンプトスして、もう1人のパートナーが
アタッカーになり後ろから助走してジャンプしてキャッチするんですが・・・・。
あまりにもうまく行かないものでそれでついついその子達だけを集めて
手取り足取りの特別レッスンが始まった直後の会話が冒頭の会話なのです。
何をどこまでさせたらいいのか、とても判断が要求されます。
でも、判断に迷うからこそ指導者としての成長があります。
そうなんです。その時間をムダにしないことです。
「こうすればこうなる」「あうすればうまくいかない」
そういう現場で見つけた公式を沢山集めておくことです。
これが「引き出し」となって後で活躍してくれるようになるんです。
「ボールをつかむ事も出来ないんで・・・・」
「だからダメなんです。やらせて下さい。出来るようになりますから」
「・・・・???」
--- 5分後 ----
「ね、どうですか、みてください」
「すごいですね、出来るようになるんですね」
「でしょう! たった5分間、どうして待って上げれないんですか」
「・・・・???」
「大人が子どもの成長を奪っているんですよ」
講習会での指導者との会話の1コマです。
バレーモーションの「空間獲得ドリル」を小学3年生、4年生にやらせます。
今年入部した初心者です。最初は自分でボールを上に投げることもできません。
上に投げたボールの落下点に入り、ジャンプトスして、もう1人のパートナーが
アタッカーになり後ろから助走してジャンプしてキャッチするんですが・・・・。
あまりにもうまく行かないものでそれでついついその子達だけを集めて
手取り足取りの特別レッスンが始まった直後の会話が冒頭の会話なのです。
何をどこまでさせたらいいのか、とても判断が要求されます。
でも、判断に迷うからこそ指導者としての成長があります。
そうなんです。その時間をムダにしないことです。
「こうすればこうなる」「あうすればうまくいかない」
そういう現場で見つけた公式を沢山集めておくことです。
これが「引き出し」となって後で活躍してくれるようになるんです。
by kusanokenji
| 2006-08-08 08:44
| ■連載“日々努力”