講習会(釧路)
2006年 04月 10日
日時:平成18年4月8(土)~9(日)
主催:釧路市未来小学生バレー道東フェスティバル実行委員会
内容:1日目講義:指導者&父母(80名)
2日目実技:指導者(70名)、子ども(150名)
(計300名★受講者累計 59,500名)


①指導者は紳士たれ!
②母は賢母たれ!
③世の中が納得する理念を持て
④子どもの未来を見ろ
⑤勝って何になるの・・・
講義ではこれまで著書の読者やHPの訪問者からメールで寄せられた
「ジュニアバレー悩みの相談ベスト10」を初公開した。
第9位:昼から酔っ払って酒臭い、
第8位:毎週練習試合や遠征で、
第7位:お金がかかりすぎて辞めたい、
第6位:父母同士の対立が凄い、
第5位:指導者と保護者の対立が凄い、
第4位:子どもも親も指導者に不満、
第3位:故障が多い、
第2位:指導者のやり方が古い・頑固、
第1位:体罰・暴言。
<2日目の実技講習>・・・元気な子ども達であるが気になることが多く、指導者や保護者向けのメッセージを多くした。ほぼ全員が「危険な動き、不自然な動き」で、故障が怖い!勝つために頑張り過ぎの弊害が一目瞭然! 指導者の勉強不足を指摘させていただいた。ほぼ毎日練習も問題だ。小学校で息切れも当然発生するだろうし、その後の選手生活にプラスになる要素は僕にはなにも見つからなかった。たった週2日しか練習しない紀和ティンカーベルズの動きの方がはるかに素晴しい。このまま目先の勝利に走りすぎると取り返しのつかないことになる。もしも全国大会の権利を得たのに不祥事で出場辞退があっては人生の最大の汚点になりかねない心配もしてしまった。ただ、最後に少し嬉しいことがあった。「小学校と中学校がもっと連携して、子ども達が小学校や中学校ではなく、高校で花を咲かせるような指導をやっていきたいですね」という会話が中学校の指導者と小学校の指導者の間であったそうだ。ぜひそうあって欲しい!
<一体感>・・・朝から熱心な沢山の保護者が2階の観覧席で最後まで見守ってくれた。時々子どもをモデルにした説明の時、そのモデルの動きに拍手や歓声が沸き起こるのである。それも温か~い歓声が。特に最後の時の「さあこいレシーブ」のときは最高だった。こどもの仕草の可愛さに体育館がアットホームな雰囲気に包まれた。全員の一体感を感じた。素晴しい光景だと思った。こういう光景は始めての経験である。とても感じのいい保護者達だと思った。 2日間、指導者の方、保護者の方の熱心な受講に感謝します。是非、皆さんで協力してバレーボールをますます盛んな地域にしてください。
*釧路遠矢クレインズのHPはhttp://www.geocities.jp/toyanabe40/
(今回の実行委員会の方のブログです)

