第345話(3月17日)・・・佐藤一斉「重職心得箇条」3
2006年 03月 16日
『ある愚かな百姓がどこからか追われてきた兎が勢い込んで飛び込んできて切り株にぶつかって死んだ。それからこのアホはいつもそこで、また兎が飛び込んできてぶつかって死ぬのを待っておったがとうとその本人が死ぬまで飛び込んでくる兎は現われなかった、という故事がある。いつまでも伝統や慣習に囚われてはいけない。人間にも自然にも大勢(たいせい)、大きな勢い、傾向というものがある。くだらないしきたり、因習にとらわれてはいけない。時勢には、大勢というものがある。時勢(世の中の流れ)変化につれて変化すべきものを変化させる、動かすものを動かさなければ成長、進歩はないと思え』
過去や伝統、しきたりでものを決める人がいる。
前例がないからダメだ!と云う人だ。
部下のいい意見もゴミ箱に捨てるようでは将来がない。
「いい指導者のもとでは いい人材が育つ」
これは古今東西、歴史が証明。
果たして自分はいい指導者か、悪い指導者か。
鏡をみながら考えてみよう!
部員の出入り(辞めていく選手、入ってくる選手)が
激しいチームは要注意だろう。