第344話(3月16日)・・・佐藤一斉「重職心得箇条」2
2006年 03月 15日
『人間というものはどうも好き嫌いがあって、
いやだ嫌いだとなると、
そかくその人を捨てるものであります。
たとえ自分の気に入らなくても
「こいつはできる」「これはよくやる」とか、
「これは正しい」「善い」ということになれば、
たとえ嫌いな人間でもそれをよく用いる、才能を活用する。
これが重職たるものの手際である。』
おもねる人(ゴマスリ、コビ、ヘツライ)が出世するのはよくあるケースです。そういう人間を沢山みてきました。二度と会いたくない人たちです。その人間が上に立つと、またまた「ゴマスリイエスマン」が取り巻きます。そしていづれこの組織は消滅していく道を歩きます。有能な人間を使いこなせる度量のあるリーダーは立派だと思います。そういう視点をもちたいものです。小学生の監督でも反抗(実際は意見もある)する選手はいらない!という人がいるとか。小学生は生意気で調子に乗るくらいがちょうどいい。そう思いませんかね。小学生から「ハイ!ハイ!」と返事するなんて普通じゃないはずです。ね、どこかの監督さん!