講習会(京都)
2006年 03月 13日
日時:平成18年3月11(土)~12(日)
場所:城陽市総合体育館、立命館宇治高校体育館
:参加:11日:120名、12日:100名
:(参加者220名(2日間)★受講者累計 57,800名)


<地域密着型大学スポーツへの第1歩>
今回の取り組みは「超・大学体育会スポーツ」の第1弾。鹿谷総監督、栄男子監督、森脇女子監督の熱意溢れる「人間作り」の指導の元、近年メキメキ力をつけている仏教大学男女バレー部が準備に準備を重ね、満を持して開催された今回のバレー塾。参加者の誰もが「小学生から一般までが集まってどうすんのやろ??」という不安と期待の中で始まったバレー塾。ところがどっこいしょ!・・・・出来るんです。同じメニューでみんなが笑顔でバレーボールが出来るんです。そしてトレーニングも脳の訓練も技術練習も同じメニューに取り組みます。これが「一貫指導型バレーボール」の基本です。そして誰もが心も体も開放できるんです。でも過去の自分から抜けれずに葛藤している人には何らかの衝撃を与えたかも知れしれませんね。しかし、過去から未来へ進もうとしている人にとってはすべてが血となり肉となってくれるでしょう。大学生が小学生の動きに刺激を受け新たな発見に心を動かす姿は「人間対人間の関係」の構図。小学生中学生が大学生や一般の大人と交流して学んでいる姿は「世代を超えた地域教育力」の構図。そういう相互刺激の場を設定し提供することが教育力の向上には不可欠でであることを確認できた講習会でもありました。そこには大人の個人の価値観を押し付ける「声を出せ!」「やる気があるんか!」「帰れ!」などの怒鳴り声とは無縁の世界です。小・中・高・大・一般・しかも男女が同じ輪の中にいるんです。で、めいめい「レベルアップ」できるんです。この輪の中で県のトップを狙う高校生男子もレベルアップが出来るんです。バレーボールの魅力を感じてもらえ「また受講したい」と思っていただければありがたいことです。毎度のことであるが選手登録をしないスクール形式の「塾」が、将来世界で活躍できる人材育成の道ではないかと今回も感じました。今回の取り組みが「大学が地域に貢献する時代の幕開け」として根付くきっかけになれることを心から期待しています。