熱血指導者と自認される人の決まり文句のなかに「目標は高いほどよい!」と異口同音に言われると思うのですが、僕にはどうもピンときません。例えば今回のオリンピック・・・・。荒川選手を除いて日本はボロクソですね。「参加すればいいてっもんじゃない、次回からは代表選手の削減も考えなければ・・・」とJOC関係者のコメントがありますが、オリンピック代表選手になるというのはスポーツ選手にとってメチャクチャ高い志ではないのかな。目標を達成しても結局世界一にならなければボロクソ?勿論選ばれた選手はメダルを狙って努力したはず。それなのに負けたらボロクソ。そんな価値観のところに若者が夢をもてるのでしょうか。そんなコメントを発信するほうが恥ずかしいと思わないのかな。言うのは簡単です。
高い山を目指すのだけが人生の勝利者だけではない。
バレーボールを通じて登りたい山を見つけることがどれだけ素晴しいことか。
そういう指導を心がけてください、と僕は指導者や保護者にお願いしています。