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by kusanokenji
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第28話(1月17日)・・・和して同ぜず

君子は和して、同ぜず。
小人は同して、和せず。
(孔子)
本当の「和する」とは、私心のない主体性を持った個人の集まり。個人個人に責任を求められます。「同する」というのは、自分がないことです。無責任な話しを好む集まりで、自分がそこに存在しない姿です。日本人が尊ぶ「和」も時には間違って使われる場合があります。「和」を強調するあまり、個人が集団に埋没されるのは、本当の 「和」 というより 「同」 に近いと孔子は教えています。「附和雷同」 の附和です。いわば、ふわ~っとしたひっつき虫のことで、このようなサラリーマンが多い会社はこれからの時代を生き残れません。自分で判断しながら、チームプレーを行える人材を企業では求めています。
基本はあくまで 「自分に責任を持つ」 ことですね。
by kusanokenji | 2005-01-17 15:01 | ■連載“日々努力”