第264話(11月29日)・・・安岡正篤(まさひろ)に学ぶ-10
2005年 11月 29日
<一期一会(いちごいちえ)>
一期一会とは、一生涯に一度きりの出会いのこと。
お茶の席で、茶碗を前にして、「人命というのは朝霧のごときものである。
朝あって夕を図ることができぬ。今生においてこれが最後かも知れぬ」という気持ちで飲むと、人間はふざけた心、雑念というものがことごとく脱落して、真心が表れる。その真心を喜ぶのが、一期一会の精神である。こうなると、茶を飲むということは物質的な問題ではなくて、深遠な悟りの道である。
人と会い、人とお茶を飲む。
その何気ないことの中に深い意味を感じ取れる人間になることだ。
大きなことをしているから時間が貴重なのではない。
どんなことをしている時でも、それは一生一度しかない。
一期一会の精神がそこにあれば、より深く真剣に時を過ごしていることになる。
一期一会とは、一生涯に一度きりの出会いのこと。
お茶の席で、茶碗を前にして、「人命というのは朝霧のごときものである。
朝あって夕を図ることができぬ。今生においてこれが最後かも知れぬ」という気持ちで飲むと、人間はふざけた心、雑念というものがことごとく脱落して、真心が表れる。その真心を喜ぶのが、一期一会の精神である。こうなると、茶を飲むということは物質的な問題ではなくて、深遠な悟りの道である。
人と会い、人とお茶を飲む。
その何気ないことの中に深い意味を感じ取れる人間になることだ。
大きなことをしているから時間が貴重なのではない。
どんなことをしている時でも、それは一生一度しかない。
一期一会の精神がそこにあれば、より深く真剣に時を過ごしていることになる。
by kusanokenji
| 2005-11-29 09:05
| ■連載“日々努力”